PR
めたるサン
音楽、ミステリがメインで、たまに競馬。
2025/11
2025/10
2025/09
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/07
2008/10/21
テーマ： ミステリはお好き？(1649)
カテゴリ： 本
追憶のかけら
人の悪意を起点とした話を書かせたら、
面白いんだけど、陰陰滅滅とすること間違いなし、
という印象が根付いた貫井作品。
これも、のっけから陰鬱な手記が始まり、
読書のスピードが全然上がらなかったですね。
しかし、ストーリーの中盤以降、
人間不信が二転三転する泥沼状態に陥りながらも、
友人や身近な人たちの助けで切り抜け、
最後はホロッとさせたことで、安心できる作品という評価です。
一瞬どれが真実か、わけわからんようになりました。
悪意の正体が解明されても徒労感が残りますが、
主人公のわだかまりの解消や、人間関係が改善されることで、
それを打ち消してくれます。
ラストが良かったことで、全体的な印象もアップです。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
-
小川一水 2010/09/11
-
三津田信三「首無の如き祟るもの」 2010/08/04
-
米澤穂信「遠まわりする雛」 2010/08/04
Re:追憶のかけら(10/21)
なみへい500
さん
Re[1]:追憶のかけら(10/21)
めたるサン
さん
なみへい500さん
＞いま貫井氏の「愚行録」が待機中です。どうもこの方の作品は陰鬱ですよね。
-----
確かにそうですね。
「慟哭」「修羅の終わり」「神のふたつの貌」など、
それが売りでもあるでしょうけど。
短編集で「被害者は誰？」というのが、軽いタッチで読みやすかったような。
ワタシの待機中は「悪党たちは千里を走る」です。 (2008/10/24 12:17:03 AM)
＞いま貫井氏の「愚行録」が待機中です。どうもこの方の作品は陰鬱ですよね。
-----
確かにそうですね。
「慟哭」「修羅の終わり」「神のふたつの貌」など、
それが売りでもあるでしょうけど。
短編集で「被害者は誰？」というのが、軽いタッチで読みやすかったような。
ワタシの待機中は「悪党たちは千里を走る」です。 (2008/10/24 12:17:03 AM)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
キーワードサーチ
▼キーワード検索
カレンダー
© Rakuten Group, Inc.
