☆NPO法人smile catのにゃんこたち☆

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保健所(動物愛護センター)ってなに?

その昔、「狂犬病予防」のためにできた
猫に関しては「引き取らない」という方針だったけど、苦情や被害でやむなく引き取るのが慣習となっていた

現在でも「猫の引き取り」は基本的にNG
だけどなぜか法律には
「人間の生活を脅かす場合は」引き取ることになっている

持ち込みは一切引き取らない方針だから、1回目は「里親を探すように」といって帰らせるそうだ
電話の場合はそう言って切るそうだ
でも2回目に来訪および電話が来た場合は引き取らざるを得ないようだ
理由は「引き取らなければ捨て猫が増え、繁殖してしまう」からだ

さて、引き取られた猫がどうなるのか・・・
『7日目の朝はこない』と言われていますよね
でも実際7日目まで命がある子は健康な成猫がほとんど
目の開いていない仔猫に関しては『即日処分』となります


『安楽死』

現在では『終末処理』というようですが・・・
処分の方法は
『ガス室』『麻酔』『真空にして内臓破裂』
一番安価な『ガス室』が多いようですが、これはとうてい『安楽死』とは言えません
どのように処分されるか?

まず、ガスを充満させます
そこへ処分する動物をいれ、死ぬまで放置します
出てきた動物は、目を見開き両前足を伸ばし、手を目一杯開き、爪を出し、口はこれ以上開かないほどぱっくりと開いている・・・
仔猫の場合、生命力が強いので通常より長く放置するそうです
これが『安楽死』ですか?

しかし、職員だって本当は殺したくなんてないんです
できれば生きさせてあげたい
でも処分していかなければ施設は大変なことになる
譲渡会もあまり告知されていないようなので譲渡される数も少ない
そして『実験用動物』として引き渡される動物もいるんです

職員の中には精神的に耐え切れず退職する人もいます
心に壁を作って、無表情で作業をこなす人もいます
でも・・・笑顔でこの作業をしている職員はいないのです


なぜこのようなことになってるの?

ちょっと古いデータですが、日本人の約60%の人が『殺処分やむなし』と言っています
もし処分対象が自分の子供や自分自身だったら。。。同じことが言えるでしょうか?
「だって動物じゃない」という感覚なのでしょうね
動物だって『生きている』んです
大切な『命』なんです
そして、人間だって『動物』なんです

なぜ法律で『飼い主の終生飼養』をうたっているのに、人間のエゴで・・・『殺処分を行政にまかせている』のか・・・
今の時代、喜んで殺す人もいるかもしれない
でもそれはごく一部のかわいそうな人達です

もしあなたが・・・処分する立場の人間だったら・・・

どう思いますか?どう感じますか?


行政に「殺してばかり!」と言っているだけではなくて、行政の手伝いもできたら・・・
せめて「譲渡会の広報」ぐらい・・・行政がネットを活用できないのであれば、私たちが広報すればいいのではないでしょうか?

1匹でも多くの動物の命を救いたいのなら・・・
それぐらい容易いことですよね!
私自身もこれから行政と連絡を取り合い、やっていこうと決めました

「自分にできる最大限のことをする」
それが私の方針です


長々と読んでくださった方には感謝いたします
ありがとうございました


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