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2005.11.11
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昨日の道営記念H1@門別は断然人気を集めたバンブーボカが前年2着の雪辱を果たして優勝。このレースをもって本年のホッカイドウ競馬は全日程を終了した。
さて、来年は・・・まさかそんな!?


<11月11日(金)付け 北海道新聞 より>


『道営競馬存続へ 知事意向、収支改善前提に』

 約200億円の累積赤字を抱え、存廃が焦点となっていた道営ホッカイドウ競馬が、来年度以降も存続する見通しとなった。高橋はるみ知事が10日の記者会見で「(継続は意義があるとした道地方競馬運営委員会の)建議に沿うような形で、方針を出したい」と述べ、当面は存続させる意向を示した。本年度の馬券発売額が3年連続で前年度を上回ったことに加え、廃止すると、日高管内などの馬産地が大きな打撃を受けることなどが背景にあるとみられる。

 道営競馬は本年度が五カ年の経営改善計画の最終年度だった。知事の付属機関、道地方競馬運営委は九月、継続を求める建議書を高橋知事に提出。日高管内九町は十月、道への資金援助の増額や職員の道競馬事務所への派遣を決めるなど、存続に向けた働きかけを強めていた。

 知事は会見で、建議が一層の売り上げ増や赤字圧縮など、高いハードルを設けることを存続条件にしていることを踏まえ、「(重視するのは)採算性と馬産地振興のバランス」と説明。深刻な状況にある道の財政状況をにらみながら、収支改善を前提に、年内に最終決断する考えを示した。

 知事は「地域だけでできることには限りがある。地方競馬があって中央競馬も成り立つ」と述べ、国や日本中央競馬会(JRA)に支援を要請する意向も明らかにした。




9月に提出された道地方競馬運営委員会の建議書の内容からある程度予想されていたこととはいえ、ホッカイドウ競馬ファンにはこの上なく嬉しいニュース。ともかくこれでホッとひと息。
馬産地を抱えている北海道にはおいそれと地元競馬を廃止できない事情がある。そのため他の地方競馬場のように簡単に(?)やめる決断を下すことができず、廃止するにも存続以上の多大なエネルギーが必要となり、その部分でなんとかまだ頑張れているのが現状。このアドバンテージ(?)をしっかり活用して窮地を脱出してほしい。
「JRAに支援を要請」と聞くと、日本経済新聞の野元賢一記者あたりにまた噛みつかれるのかもしれないが、日本の競馬を支えているという自負を持つホッカイドウ競馬主催者とすれば当然の発言だと思う。ただ、JRAという組織にこの点での当事者能力がどこまで存在するのかについては疑問もある。本来はもっと上、すなわち農林水産省=国として地方競馬全国協会(NAR)をどうするか、JRAをどうするか、という例の問題と結びついてくる。JRAが地方競馬を支援すべきか否かというのは、結局はトータルとして日本の競馬をどうするかというビジョンがかかわってくるのだから。






 十日で終了した本年度の道営競馬は札幌市、旭川市、日高管内門別町で前年度より三日多い八十七日を開催。馬券の発売額は約百十四億六千七百万円と、前年度を1・4%上回った。

 簡易馬券売り場「ミニ場外」が二カ所増えて十カ所となり、前年度比十一億五千万円増の二十七億一千万円の売り上げがあったことや、道外の地方競馬での委託発売が好調だったことが理由。ただ、当初計画を12・5%下回り、道競馬事務所は最終的な収支は単年度で十億円程度の赤字になると見込んでいる。




昨年度と比べて開催日数3.6%増で売上額が1.4%増だから威張れる数字でもないのだが、春先の天候不順による出走馬不足と入場者減少、及び前年と比べてのコスモバルク号による貢献度低下などを考慮すると、ともかく前年比プラスの馬券販売額を記録できたことはなにより。ミニ場外拡大戦略の成功も心強い。
この先も決して楽観視できるものではないが、廃止論の台頭を防ぐにはとにかく少しでも「上向き」を示す数字を出し続ける必要がある。さいわいホッカイドウ競馬には主催の北海道とは別に「サポーターズクラブ」を始めとする日高地方の各自治体行政の熱意ある後押しもある。サポーターズクラブにはまだまだいろいろな利用可能性が追求できそうだ。
また、来年度はソフトバンク社が運営に参画することでD-netに大きな変化が予想される。ここでの売上増加にはホッカイドウ競馬としてもぜひ取り組んでもらいたい。


とにもかくにも、まがりなりにも、ホッカイドウ競馬の歴史に2006年という新たなページを加えることができる見通しが開けた。主催者・競馬関係者に加えて、道民・ファンの力が結集してこその成果だ。
超非力な当日記ブログではあるが、来年度もまたとこっそり訴えたい。





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最終更新日  2005.11.11 14:52:23
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