♪★My Diary☆♪

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アナタと一緒に・・・ (前編)


ごく普通の女子高生。
趣味は詩を作ること。
それが私の生きがい。
それ以外は普通に学校生活を送っている。
私には幼馴染がいる。

「うぃーっす、杏里~。」
それがこいつ、田橋伊鶴。
何かしらと、くっ付いて来る。
伊鶴とは小さい頃からすっと一緒で
隣に住んでいる。
いつも元気で、とにかく明るい。
そんな奴が私は・・・好きだ・・・
いまだ想いを伝えておらず、この有様。
幸い、伊鶴には彼女がいない。
もちろん私も。
でも、今はまだこのままで充分幸せ。

「今日もテストぢゃ~ん!!マジいやんなる~~!」
「そうだね、でもしょうがないじゃん、私ら受験生なんだし。」
「ですねぇ~。そういや、詩作り進んでんの?」
「うん、結構はかどってる。伊鶴は?」
「おぅ!俺も、順調だょ!今日も見に来るか??」
「もちろん♪」

伊鶴の家は絵を描いている。
部屋中、自分が描いた絵だらけ。
そんな家に育った伊鶴の夢は画家になること。

「沢山、絵を描いて、いつか個展を開くんだ!」
夢いっぱいあふれた伊鶴の顔は、まるで子供のよぅ。
私は伊鶴の夢を応援したい。

「んで、留学して勉強して世界中のみんなに俺の描いた絵を見てもらうんだ!!」
「頑張ってね☆」
「おぅ!お前もな。」

そんなこんなで学校到着。
「おは~♪杏里。」
「おはよう、悠理。」

この子は私の親友の小辺悠理。
私の恋を一番応援してくれてる。

「ぁ、アンタもいたんだ♪ 伊鶴。」
「お前ねぇ、いつもいつも・・・。」

悠理の趣味は伊鶴いじりと私の作った詩を読むこと。
毎日、この2つをやらなきゃ気がすまないという。
心配無用。悠理には、ちゃんと彼氏がいる、2歳年上の。

「ところで詩は出来てる?」
「もう少しで出来るょ。」
「早く、見たいょ~。待ちきれない!」
「まぁ、待てって・・・。」

こうして過ごしてると、あっという間にお昼。

「はぁ~☆やっと終わった♪ 早く、いつものとこ行こう。」
「うん。行こう。」
いつものとこ、というのは保健室。
ご飯を食べる時、いつもここで食べている。

放課後・・・
私は今日もあそこへ行く。
「今日も、あそこ行くの??」
「うん、もちろん♪」
「いってらっしゃ~い☆」
「行ってきま~す!」

あそこというのは伊鶴の家。
「おじさん、おばさん、コンニチハ。」
「ぉぉ~。いらっしゃい、杏里ちゃん。」
「いらっしゃ~い。」
壁中、絵がはりついている。
「今日も来てくれるなんて嬉しいよ。」
「ゆっくりしてってね。」
「ハイ。あの、伊鶴は・・・?」
「あの子なら、さっき帰ってきて部屋にいるわよ。」
「ありがとうございます。」

伊鶴の部屋へ行く。
コンコン・・・
 「はい。」
「やっほー☆」
「おぅ。」
伊鶴は机とにらめっこしている。
「はかどってる?」
「うん、まぁな。」
「絵、見ててぃぃ?」
「どうぞ~。」

伊鶴の部屋は自分が描いた絵ばかり。
私はそれを見るのが楽しみ。
鮮やかな色あいに、のどかな風景。
「あ、この絵、好きかも☆」
「マジで?!それ、俺の一番の自信作なんだ!お前にあげるょ。」
「えっ、でも・・・・ぃぃの?!」
「おぅ、お前が一番、俺の絵のこと分かってくれるからな!」
「・・・ありがとう。(照)」

家に帰って伊鶴からもらった絵をかざる。
私の部屋は伊鶴からもらった絵にうめつくしている。
例え、失敗作でも、伊鶴の絵がほしい。

そして・・・・
悲しい事が起きることを私はまだ知る由もなかった。










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