♪★My Diary☆♪

♪★My Diary☆♪

アナタと一緒に・・・ (後編)


そして、詩を作る。

・・・でも、今日の伊鶴は何か変だ。
「どうしたの?」
「・・・えっ!あぁ、何でもなぃょ。」
ぃや、絶対何かあるだろ・・・。
気にするつつも学校へ。

「はょ~、杏里☆ってどしたの?元気ないね。」
「・・・うん、何か伊鶴が変なんだょ・・・。」
「変って?」
「元気ないってゆぅか・・・なんていぅか。」
「ふ~ん。珍しぃね、伊鶴が元気ないなんて。」

『3年A組の田橋伊鶴君、職員室まで来てください。』

「呼び出しくらってるし。」
気にすぎてご飯もあんまり食べなかった。

帰り、伊鶴を見かけた。
「伊鶴~~!!」
「杏里!!」
「今日、どぅしたのょ?元気なぃし、呼び出されてたし。」
「・・・うん、ちょっとな。まだ話せないけど、ちゃんと話すよ。」
「分かった・・・。」
もちろん、夜も眠れなかった。

もうすぐ中学も終わるなぁ・・・。
校庭に咲いてる桜を見ながら、しぶしぶ思う。
そして、今日もアイツは呼び出されている。
「今日も呼びだされてんね~、伊鶴。」
「うん・・・。」
「もぅ、明後日だねぇ、卒業式。」
「そうだね。」
放課後、珍しく伊鶴に呼び出された。
「何?話って?」
「あのな、俺卒業したらフランスに行くんだ。」
「えっ?!」
聞いてよかったのか、それとも・・・
「何で・・・?」
「絵の勉強したいんだ。父さんに頼んで知り合いの人に教わる事にしたんだ。」
「・・・高校行かないの?」
「うん、一流の画家になるには3年かかるって。」
「そう・・・なんだ・・・。」
聞き流したいのに、どうしても耳に入ってしまう。
「お前に言いたい事があと1つあるんだ!!」
「何?」
この言葉は、聞き流しできなかった。
「俺、お前が好きだ!!ずっと小さい頃から好きだったんだ!!」
「・・・私だって、ずっと、ず~っと好きだよ~。」
泣いていて何て言ってるのか自分でも分からなかった。
「良かった。杏里に言えて。」
「私も伊鶴に言えて良かった。」
二人ともやっと笑顔になった。
「3年経ったら迎えに行く。俺がフランスに帰ってきたら結婚しよう。」
「・・・うん。」
また嬉し泣き。

卒業式当日。
みんなの鼻をすする音が会場に響く。
卒業証書を受け取り、校歌を歌い、卒業式終了。

ダッシュで家に向かい、伊鶴の見送りへ。
「おかえり~☆」
「ただいま~・・・。」
「まだちょっと時間あるから話さない?」
「うん!」
近くの土手で川を見ながら伊鶴が口を開いた。
「俺、立派な画家になって帰ってくるからな!!それで俺の描いた絵にお前の詩を載せたいんだ。」
「うん、ぜひ載せてください♪」

「お~い、伊鶴~、そろそろ行くよ~!」
「は~い。」

「行ってらっしゃい☆」
「行ってきます!!」
そう言ったら伊鶴の口が私の口と重なった。
「!!!(照)」
「へっへ~。(照) んじゃな!」
「応援してるからね~~~!」
伊鶴が見えなくなっても手を振り続ける。

アナタと一緒にどこまでも・・・・。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: