nyanko~みぃ姫&ショコラ

nyanko~みぃ姫&ショコラ

突然、天使が…!の続き


晴れて家族の一員になった“田中 みぃ”です♪
(そうそう、命名はやはり『みぃ~みぃ~』大鳴きしたから、みぃってベタベタでしょ~)
世話人2こと旦那様は言います。
『うちは奥さんも猫も勝手にやって来て、勝手に居着いちゃった…』ですと。

9月16日 前夜のうちに張り出していたポスターを全部はがして、手術を受けました。
(普通の飼い猫値段でなく、野良猫処置の値段しか請求しなかった病院の先生にも感謝。)
お腹の中には、かなり大きくなった4匹の仔猫がいたそうです。
とても、見れませんでしたけど…

2.jpg手術後帰宅して日溜まりエリザベース!
3.jpgお腹の毛剃跡と縫い跡が痛々しい…
1.jpgツチノコのごとく、寝てます。

みぃは、保護した時まだ妊娠を知らない時からよく寝る仔でした。
心配するビギナーな私に『寝る仔だから猫なんだよ~ん』なんて、猫師匠から言われたり。
でも、考えてみれば身重だった彼女、異様な食欲もあとから納得もしたりして。
まだ残暑も厳しかったので、フローリングの涼しい食器棚の下がお気に入りの隠れ場所。
そうそう手術時についでに血液検査もしてすべて陰性!
多少の放浪時期もあったと思われるので本当にヨカッタ♪

エリザベスカラーを嫌がるので、なるだけカラーをしないででも傷跡を舐めない様に
ずーっとではないけど出来るだけ仕事を休んで、交代でみぃを看ていました。
途中、やや傷口が開きかけ消毒に連れていったり、大変な日々。
世の中の父母を改めて尊敬する想いでした。

9月26日 ようやく抜糸も無事に済み一安心~
それでも家の中でツチノコ状態(←前足のみならず、後ろ足も見えなくなってしまう技)な彼女。
健康状態は悪くはないんだろうけど、推定まだ6~9ヶ月くらいのまだまだ元気な仔猫なはずなのに?!
抜糸後、様子を見に来てくれた私の猫師匠も本当に大人しい仔だね~っと言ってましたっけ。
それが突然変貌したのは、月末近かったような気がします。
きっかけは…忘れません!私の腕から髪留め用のゴムがポロっと落ちただけ。
そして、何を思ったか突然ダーッシュ!!!でそのゴムを追い掛けまわし始めたのです!
初めて?家の中で走るみぃ、感動しました!
それからは猫師匠んちのsnonくんから貰ったりんごちゃんでよく遊ぶように。
イタズラもし、飛び回る様になり、まるで夜中の一人大運動会
逆にフローリングの廊下の防音対策を考えなければならなくなった程。
(いや最初から臨時出費だらけでしたね…トホホ)

4.jpg
顔つきがまだまだ子供♪シアワセ~=^ェ^=

おおよそざーっと振り返ってみたのですが…

実はこの後、お世話になったマンションの管理人さんに報告とお礼を言いに行きました。
管理人さん(←犬を飼ってます)は自分の事の様に、喜んでくれました。
そこで聞いた話。
分譲マンションなので管理組合があるのですが、その組合の人たちが
『ずうっと半年間位、鳴き声など苦情がたくさん出ていたので、助かった』と言っていたそうです。
これには心底腹が立ちました。
私達は気がつかなかったのですが、
みぃは私達と出会うもっと前、春頃から出没していたらしいのです。
元々は心ない誰かが他方から来て捨てて行ったか?引越す際に仔猫を置いて行ったか?
今となっては分かりません。
ただみぃは人にも慣れていたし、家の中やマンション内に入るのも平気でした。
餌の食べ方や毛の汚れ方を見ても、飼われた経験がある、そして完全に野良ではないのは確かです。
そしてマンション内から出て行かなかったんです。
つまり、無責任な飼い主がまだ近くにいるか(これはでも…考えにくいかな)
とすると…
無責任な餌付けをして無責任に可愛がっていた住民達 が多数いたという事になりませんか!!
ちょいちょいっと都合の良いときだけ構って、世話や面倒をちゃんと見るでもなく、
また飼い主を捜す訳でなく、現実責任からは逃げてしまう。
(しかも文句や苦情だけはいう、とか!)
第一、私達の家に初乱入してから保護する迄の2ヶ月間だけとっても、その間に首輪が2度も変わっているんです!
ペット可の分譲マンション、犬など飼ってらっしゃる方も大勢いるのに…
残念というか、怒りすら感じます。

今、地域猫の問題が取りあげられる事も多くなり、多少は人の意識も変わりつつある様に思えます。
でも、まだまだ不幸な猫ちゃんたちはいっぱいいます。
難しい事は分かるし、偉そうな何かをしている訳でもありませんが、
ひとりでも多くの猫さんが幸せになって欲しいです。


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