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朝、早く着きすぎたので、散歩がてら立ち寄った蛤御門前 「護王神社」

和気清麻呂(わけのきよまろ)
とその姉である 広虫姫(ひろむしひめ)
を主祭神とし
御利益は、厄除け・立身出世・子育て・足腰の守護・ぜんそく封じなど。
その由緒は奈良時代の「道鏡事件」というのに関わり
奈良時代、孝謙天皇に重用されいた僧・弓削道鏡(ゆげのどうきょう)が
宇佐八幡宮
の神託を偽り、自ら天皇位につこうとした。
↓
和気清麻呂
は神託の真偽を確かめるために、都から宇佐(大分県)に赴く。
↓
真実の神託を得て道鏡の嘘を暴き、野望を阻止。
↓
道鏡は逆恨みして、和気清麻呂を大隅(鹿児島県)に流し、刺客を送る。
↓
清麻呂はなんとか逃れ、再び大隅から宇佐八幡宮にお礼参りに赴く道中、
猪が300頭現れて宇佐まで付き添い、かつ足を治した
なので、こちらは猪を霊獣として崇め、ご利益は足・腰の守護なんだそうです。
だから阿吽の狛猪、手水も霊猪。
ちなみにこの霊猪、鼻先を触ると幸せになれると言われているそうです。
もちろん撫で撫でしました
御神籤は 亥みくじ
。
西宮神社の 鯛みくじ
( 1月11日の日記
)に続け~と(え?)
いただきました~
お腹にみくじ。
御神籤は、吉凶よりもあの和歌みたいな文章が大事だときいたので
じっくり読みましたよ( ..)φ
すると
鯛
では「月の満ち欠けと同じで時を待て」
亥
では「潮の満ち引きと同じで時を待て」
ほぼ同じ内容。こんなことってあるのね~
どっちみち今はじっくり待つときなんだ…
ありがとう、猪ちゃん いえ、神様(*^人^*)
毎月21日は足腰祭りが行われ、こちらに
記入しておくと無料で祓ってくれます。
腰痛持ちの夫はしっかりお願い(゜人゜)
ほかに初穂料を納めて「亥串」に願いを記して
招魂樹の下に奉納する、珍しい願掛けもあります。
足腰の守護だけに、サッカー選手がよく訪れるとか
ご神木は樹齢百年のカリン。
授与品の中には霊酒として、この実で作ったかりん酒もあります。
こちらへはご鎮座百年と、けっこう新しい。
もとは洛西の高雄山神護寺の境内にあった霊社だったものが神仏分離で独立
和気清麻呂という「忠臣」を祀るということで高い格を与えられ、
もと華族の邸だったこちらに鎮座したそうです。
ところで…
弓削道鏡がホントに「悪者」だったのかどうかは分かりませんが
和気清麻呂については、小学校で習ったんですよね(^^ゞ
当時住んでいた加古川市についての伝説や歴史を学ぶ授業がありました。
それは…
都から九州へ向かう和気清麻呂が、加古川の 宗佐八幡(そうさはちまん)
に立ち寄ったとき
弓削道鏡の刺客が襲ってきたが、危機一髪、裏山から大イノシシが現れて難を救った、という伝説。
こちらでは猪が出てくる舞台が加古川の八幡さん( ..)φ
まあ、西国街道には沿ってるし。
宇佐
と 宗佐
…。
道鏡からの刺客は何度もあって、そのたびにイノシシが
いや、これは 「かこがわ検定」
にも出てくる問題だし、追求してはいけません
古代のロマンはおおらかなのです
どっちにしても猪が助けたのは間違いなさそう
一緒に祀られる広虫姫(ひろむしひめ)は子育ての神。
宮仕えの後に尼となり、内乱などで孤児となった子供たちを引き取り
我が子のように育てたという話があるそうです。
パンフレット( ホームページ
にも)には、現代の京仏師が彫った広虫姫の像が載っていて
赤ちゃんを抱く姿はマリア様のようでした
ユニークで、宮司さんも巫女さんも感じのよいお宮さんです
京都の日帰り旅日記、めっちゃ前後しましたがこれで全部です
下鴨神社のあとは、うどんを食べて、 霊山歴史館
によって、夕焼けを眺めて、
ラーメン食べて、帰りました
読んでくれてありがとう☆
○o。.梅.。o○ 甲東梅林で 2014年03月03日 コメント(7)
梅.。o○o京都御苑 2014年02月25日 コメント(2)
門戸厄神さんへ、厄除け.。o○ 2014年01月27日 コメント(2)