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累計販売枚数600万枚超えの魔法のタオルを取材したのは、
「カンビリア宮殿」だった。
名古屋の東急ハンズ名古屋店が最初の取材先である。
そこでは、タオルの実演販売をしていた。「魔法のタオル」と書かれていて、気持ちをそそられる。
タオルの商品名は「エアーかおる」横顔がマークになっている商品である。私もその実演販売をテレビで見て、購買意欲を掻き立てられた。
販売員がそのタオルの凄さを実演していた。
1200ccの色をつけた水を、
一般のタオルとエアーかおるのタオルに、ゆっくりと注ぎいれる。
すると一般のタオルはその大量の水を全部吸収できずに、タオルを入れている器のほうに、溢れさせてしまっている。
それに比べてエアーかおるというタオルのほうは、
1200cc全部を、タオルが吸い取ってしまったのである。
それはそれは‥驚異的な吸収力だった。
値段は1944円と高いが、その価値は有ると思った。
大きさはバスタオルの半分のサイズだが、
その1枚で髪を含めた体全部を拭き取ることができる。
売上は月に10万枚、年間にして120万枚で、
タオル業界の中では、年間5万枚売れればヒットと言われているから、
この売上は異例中の異例である。
このタオルは、岐阜県の浅野撚糸という会社と、
三重県のおぼろタオルという会社がタックルを組んで商品化した物である。
どちらも下請け会社で親会社から見放され、倒産寸前の会社だった。
撚糸って?聞きなれないが‥。
糸を2本合わせて撚るという紡績の一工程で、
元々「撚糸業」という仕事は無かった。
でも親会社に捨てられてしまった浅野社長は、
こうなったら自分で開発して、新しい撚糸を作るしかないと考え、
試行錯誤して何年もかけて、色々な物を掛け合わせて撚っていった。
最終的にこのスーパー糸は、綿の糸と特殊な水溶性糸を、ねじり合わせて作ったのである。
この糸を90度のお湯に浸すと、水溶性の糸だけが溶けて綿の糸が膨張する。
すると繊維の間に隙間が出来、これが脅威の給水力を生み出すという仕組みである。
2007年に発売したところ、最初はどこも取りあってくれない。なにせ、タオルとしてはあまりにも高いからである。
売上に火が付いたのは、ショップチャンネルだった。肌触りも良いし、なにより吸収力が半端なかったからだ。
メーカーは最初門前払いだったのだが、
3年間出し続けた結果、
今や日本の超一流企業が全部採用してくれるまでになったようだ。
「強い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る」
これは、浅野撚糸の浅野社長の言葉なのだが、
苦労して勝ち取った重みが、この言葉の中に感じられる。
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