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「今頃気づく?」と、自分に呆れている。
会社を辞めて1年と数ヶ月、
事務職だった私は、椅子に座ってパソコンと対峙する時間が長かった。
東京本社で名古屋勤務の女性は私一人なので、パソコンさえやっていれば良いわけではない。
男性が行なっている仕事以外全ての仕事を受け持っていた。苦情も当然受けなければならないし、トラブル回避も仕事の内である。
経理も販売も、営業以外は私の仕事。電話での会話は有るものの、人と会う仕事は殆ど無かった。
事務職なので、動く範囲が少ない。
でも全くの缶詰ではなく、銀行にも行ったし業者にも行ったわけで、
会社が入っているビル内から外に、全然出ないわけでは無かった。
例えば工場での流れ作業をしている人とかを考えると、そこまでの拘束感は無いわけで、環境的にはもっと自由であった。
それでも椅子に座っている時間が長いことには違いない。なのでどちらかというと、エコノミー症候群の心配をしていた。
できるだけ椅子から立ち上がる動作をするように、常に心がけていたわけである。
でも‥でも、今はその状態から解放されている。すーっと椅子に座っているなんて、会社を辞めた時点で有り得ないのだ。
会社へ行かなくなるということは、通勤しないわけで、通勤が無くなる私としては、一日の歩数を気にしていたのだ。
会社への往復だけでも歩いているわけだから、辞めたらきっとあまり歩かなくなるだろうと考えていた。
なので、1日の内1時間~1時間半は、外で行なう時間を作っていた。仲間と運動をするとか、仲間と楽器を吹いたりする時間である。
他にも学ぶことが好きなことで、名古屋まで行って、色々な講座を受講している日々である。
携帯で歩数の管理も、会社を辞めてから毎日している。
歩数が少ない日もあるが、1万歩を超える日もあるということで、
平均的に悪くない歩数だと思っていた。
そぅ、私は何も問題無いと思っていたのである。
今頃気づいたこととは‥。歩数にばかり気をとられていて、姿勢に注目しなかったことだ。
会社に行っている間は、当然横になることなど出来ない。
でも今は自分の時間が増えたし、
人の目を気にしないで済む時間が多くなったのである。
チョッと疲れたと甘えて、横になってもいいし、急に庭にでて草取りを始めたところで、誰の許可を貰う必要もない。
掃除とか洗濯とか食事の支度をする時間が、今までより増えても、
そういう行動は色々な姿勢を取り、違った筋肉を使うから、
これは歓迎すべき行動である。
問題は、悪い姿勢をとることが増えたことである。
悪い姿勢や楽な姿勢になって、正しい姿勢をとっている時間が、
随分と減ってしまったことなのだ。
草取りのように、体を丸めている時間が長時間続く。やり始めると夢中になってしまう私の性格が、災いの元になる。
テレビを見ていても、最初はきちんと座って見ているのだが、途中でソファーに横になってしまうことも多い。
ソファーに横になると、一見楽になるようだが、
腰が痛くなることが多々ある。
これって腰に負担をさせているんだよね?
会社に居る時から考えると、背筋をピンと張った姿勢が、断然少なくなってしまったのである。
今考えると、椅子に座ってパソコンを前に姿勢を正していたことは、すごく大切な時間だったと思うのである。
エコノミー症候群になるかも?という、
悪い考えにばかり目がいっていたのだが、
実は腰に負担をかけない姿勢をキープする長所だったのである。
占いをする時に、短所を長所に変えようと言っている私が、短所を短所としてしか捉えていなかったことに気がついた。
視点を変えてみることは結構重要なことだと、今更ながら思うのだった。
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