カナダでナース

カナダでナース

MELAB編



そのときに思い浮かんだのがMELAB(Michigan English Language Assessment Battery)です。このテストは、リスニング、文法、エッセー、スピーキングが一つのテストになっています。それに、受験料も安い。ネックは、一ヶ月に一回しか受験できないこと。3回受験したら、4回目の受験まで1年待たないといけないことでした。もしも、3回受けてAARNの合格ラインに達しなかったら、一年待たないといけない、だから、絶対合格しないと。そのプレッシャーで、なかなか申し込みに踏み切れないでいました。だけど、スピーキングのテストをクリアしないと、リフレッシャーコースの実習に出ることができないので、受験することにしました。

図書館でMELAB用の参考書を借りて、コピー。MELAB用リスニングのテープは発売されていますが、図書館にはなかったので、TOEFL教材でリスニングの練習をしました。アメリカのミシガンで作られているテストであるにも関わらず、文法的には、イギリスに近いと思いました。北米ではあまり使わない言い回しが出てきて、戸惑うことがありました。でも、その言い回しが出題されるとは限らないし、分からない言い回しがでたら、仕方がない、と割り切りました。参考書は、問題数が少ない感じがしたので、文法も、TOEFL教材で復習しました。(特にボキャブラリーと長文読解)

受験当日は、MELABから送られてきたIDカード、自分のID、カセットテープを持っていきます。
受験者は、みんな外国人ナースでした。最初に、リスニングを含む筆記試験がありました。リスニングは、北米アクセント。(ブリティッシュイングリッシュだったら、分からない)筆記試験の前だったかもしれませんが、エッセーは、二つのテーマから、自分の書きやすいテーマを選んで30分間で書きました。
TOEFLは、コンピューターで受験しますが、MELABはペーパーベースです。文法、リーディングとリスニングはマークシートに記入、エッセーは白紙に書くという形式です。

スピーキングは、試験官と二人で小部屋に入り、カセットテープに会話を録音しながら進められます。最初に、カナダに何年住んでいるの?とか、どの地域に住んでいるの?というウォーミングアップがあり、緊張がほぐれました。ウォーミングアップもテープに録音されますので、どこから採点されているのかわかりませんが。

最初のテストの結果は、スピーキングは合格、でも筆記試験の点数が1点不足。

一回目の受験で点数が足りなかったのは、エッセーの力不足でした。そのとき、地元の大学で、MELABエッセー対策講座というのが始まったので、受講しました。大学でも初めて開講するとのこと。受講生は全員外国人ナースでした。30分でいかにテーマを選び、自分の意見を簡潔にまとめ、文章化し、添削するか、というテクニックに加え、個人的な添削をしてもらい、スペルミスについても細かく指摘されました。私はRとLの発音が苦手ですが、それがスペルにも反映しているので、先生からおもしろがられました。また、受講生から、こんなことを教えて欲しいというリクエストをして、そのトピックについても資料をもらいました。私は、熟語とか、前置詞が苦手だったので、その資料をもらえたのが嬉しかったです。

MELABで、スピーキングの点数をクリアし、筆記試験の点数だけが満たない場合は、スピーキングのスコアはそのまま持ち越せ、2回目は筆記のみでよいことになっています。私の場合、一回目でスピーキングは合格しました。一応、AARNに確認したら、2回目も筆記試験とスピーキングを受けるようにといわれました。2回目のスピーキングのとき、MELABの担当者が私を覚えていて「あなた、前回の試験でスピーキング合格したでしょ?どうしてまたスピーキング受験してるの?」といわれ、かくかくしかじかと説明「ふーん、へんな話ね、担当者は誰?」という会話で始まりました。その会話は、テープに録音されていました。

2回目の受験で、筆記試験と、スピーキングともに合格することができました。

参考書
-A Student’s Guide to the MELAB by Mary C. Spaan (私は使いませんでしたが、この本にはリスニングテープもあります)


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