みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Jul 21, 2025
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​​​  さて株式投資で大きな資産を築くにはいろいろな方法があると思いますが、一番シンプルで再現性が高いのは、「将来大きく上昇することになる銘柄を値上がり前の段階でたんまり仕込み、じっくり・まったり・ゆったり鬼ホールドしていく。」事かと思います。







  「みきまるさん、何言ってんだ。そんなことできる訳ないだろう。」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、未来と現在を等価に考える 「​ 迂回戦略」 ​ を取れば実はそんなに難しいことではないと個人的には考えています。





 というか、これは多くの成功した上場企業の創業社長さんが実際に資産家になったやり方そのものでもあります。たくさんの成功者がいるということですね。








 それでは具体的にはどのくらいの値上がりをすればその銘柄が自らの資産形成に「効く」ことになるでしょうか? ま、やっぱり10倍=10バガーは理想的には欲しい所です。それが無理でも5倍=5バガーは目指したいですね。







 そこで今日は、自分のポートフォリオ内で「過去5倍以上になった銘柄」を抽出して、それらにどのような傾向があるのか、更にはそこから一歩進めて「未来の10バガー候補」を具体的に探ってみたいと思います。







 それでは始めに、私が2025年7月21日現在で保有している786銘柄中で5.7倍以上になったものの一覧表を見てみましょう。何故5倍じゃなくて中途半端な5.7倍かと言うと該当銘柄数が多過ぎてリストが1枚に収まりきらなかったからです。10倍以上が7銘柄、5.7倍以上が24銘柄となっています。こうしてみると結構たくさんあることが分かりますね。




(上記データはSBI証券より引用) ​​​​






 、、、そうだ、いつかはちゃんと書こうと思っていたし、いい機会なのでここできちんと書いておきたいことがあります。それは、2022~23シーズンにPF1位で戦った ​ 2726パルグループHD ​ がきちんと6バガーを達成していることです。





 ネット上ではよく「みきまるはPF1位で戦った銘柄では、​ 2196エスクリ(2015シーズン) ​、​ 6425ユニバーサルエンターテインメント(2018シーズン) ​など、全て大敗している」という言説があります。そしてこの2つの銘柄でワイが結果を出せず、それどころか目の玉が飛び出るほどの巨大な損失を出し、止む無く片腕を切り落として半死の状態で撤退した、これは間違いのない厳然たる事実です。





 その一方で、前述の2726パルGHD、2012シーズンに2位で戦った ​ 3097物語コーポレーション ​ など大きく上昇して利益を上げた銘柄達も当然にあります。そうでなければ今ここで元気に毎日ブログを書けていないです。





 もっと言うと、ボロ負けしたエスクリやユニバーサルエンターテインメントでの戦からもたくさんの貴重な教訓を得ています。いやむしろ大きく成長できたという確かな実感があります。「負け方の経験値と引き出し」が膨大に増えたからです。そういうすべてを糧として「明日には今日よりも1ミリでも良い投資家になりたい」という熱意に燃えて日々を過ごしてます。





 何が言いたいのかと言うと、





 「ワイが過去に主力に抜擢して激アツで戦った銘柄では、いつもいつも100%負けているわけではなくて、たまにはちゃんとガツンと勝つ時もある」





 ということです。良い子の皆様は、今日はこれだけ覚えて帰ってください。
​​​







 、、、すいません、悪い癖が出て前置きが長くなりした。「未来の10バガー候補を探そう」という話でしたね。





 具体的に私の持ち株で5.7倍以上になった子達の特色を見ていきましょう。まず目につくのは外食銘柄が多いことです。驚異の17バガーとなった7550ゼンショーHDを筆頭に、3097物語コーポ、3068WDI、9936王将フードと4つも入賞しています。






 ま、最近の相場は  「優待付きの外食株」が極めて高く評価される傾向にあり、「一種のバブル」化している感じもある  ので、ここから新規で外食株を買って10バガーを目指せるか?と言うと、ちょっと厳しいかなあと自分は思います。と言うか、どの外食株も既にPBRやPERなどのシンプルな指標で見て高いですからね。





​ ただそれでもこの「外食株の当たった時の爆発力」は決して侮れないと感じています。最近でも北海道と北関東地盤のラーメンチェーンの3399丸千代山岡家が爆裂上昇しました。その観点から私は現在、指標的には激高ではあるものの、優待利回りが高くてラーメンが美味い一風堂を経営している ​ 3561力の源HD  を準主力クラスで保有しています。​

​​





 次に目につくのは、リユース銘柄が多いことです。10バガー越えに ​ 3093トレジャーファクトリー ​ と ​ 3179シュッピン ​ が登場しているのを筆頭に、 ​ 2780コメ兵  ​も大きく上昇しています。





 そしてインフレの激しく進む日本では現在リユース市場が急激な成長を遂げていることから、自分はこの




​​ リユース業界から「次の10バガー」が出てくる可能性は結構あるのではないか? ​​




 と考えています。





 具体的には「セカンドストリート」が店舗型首位であるにも関わらず、
資産管理会社を使ってややトリッキーな自社株取引をする社長さんの「遠藤ディスカウント」効果で指標的に割安な ​ 2681ゲオHD ​ や、逆に社長さんが熱意に溢れていてキレキレの ​ 3181買取王国 ​、​ 7610テイツー ​ などにそのポテンシャルがあるのではないか?と感じています。






 あ、後、7014名村造船がほぼ7バガーを達成していますが、この名村の上がり方を見ると、「業績が名村のほぼ1年遅れ」の私の超主力株 ​ 009540韓国造船海洋 ​ もまだまだ上値を目指せるだろうし、場合によっては自分の買値からは10バガーもあり得ると感じています。







 そしてリスト全体を俯瞰して感じるのは、「様々な業種のありふれた銘柄が大きく上昇しているんだな。」という非常に地味な事実です。 多くの投資家に持て囃される超絶高PBRの✨キラキラグロース株を手掛けなくても、自分のすぐ近くにあってそのサービスを良く利用している会社からも大化け株は出る  んですね。




 大人気のビジネスホテルチェーンの「ドーミーイン」を手掛けている13バガー達成の ​ 9616共立メンテナンス ​ なんかがその典型です。そういえばホテル関連としては、「ブライダル&ホテル」の両刀使いの ​ 2418ツカダグローバルHD ​ は不人気ですが自分は極めて高いポテンシャルがあると思います。後ロードサイドでアメリカ型の激安ホテルを展開している ​ 6076アメイズ ​ にも可能性を感じますね。




 ​ ​​ 青い鳥は身近にいる ​​




 という事です。






 次に強調しておかないといけないことは、ここ日本株市場に留まらないのですが、時価総額が小さい超小型株から10バガーが出やすいのが世界的な傾向であることです。この理由はシンプルで、小型株は小さな赤ちゃんの様なモノなので大きく成長しやすく、逆に大型株はしわしわのおじいちゃんの様なモノなのでもう成長しにくいということです。





 そういう視点から言うと、出来れば時価総額が50億円以下、ちょっと広げても300億円以下位の、サイズが小さすぎて機関投資家が入って来れない銘柄を集中的に狙って行くというのが我々資金力に限りがある個人投資家にとっての「王道戦略」です。お金が少ないという短所を長所に変換できる魔法のやり方なんですね。





 時価総額が小さいうちにたんまりと仕込んでおいて、人気化して時価総額が300億円を超えて機関投資家の「サラマンファンドマネジャー」が重い腰を上げて社内会議を経て買いに来たところに、売りをぶつけて音速で逃げ去るという





​風と共に去りぬ殺法 ​​








 これが我々個人投資家にとっての「伝家の宝刀」なのです。(笑)





 ちなみに、私がこの「超小型株効果」を狙ってPF上位で持っている銘柄は以下の様な感じです。数が多いのでもしかすると抜けがあるかもしれませんがそこはご容赦ください。(汗)




 3181買取王国(時価総額32億円)、5283高見澤(55億円)、1438岐阜造園(60億円)、9060日本ロジテム(60億円)、4754トスネット(69億円)、4624イサム塗料(70億円)、8119三栄コーポレーション(83億円)、7134アップガレージ(86億円)、7551ウェッズ(99億円)、272Aグリーンクロス(108億円)、7614オーエムツーネットワーク(110億円)、7228デイトナ(131億円)、8029ルックHD(184億円)、9027ロジネットジャパン(203億円)、6405鈴茂器工(224億円)、6076アメイズ(228億円)、​
9657遠州トラック(236億円)、7520エコス(284億円)、2418ツカダGHD(284億円)、9035第一交通産業(292億円)、7932ニッピ(301億円)、6222島精機製作所(359億円)。






 そして最後に大切なことは、「現時点でマーケットで一番忌み嫌われているセクターに大きく張る」ことです。これは ​ テンプルトン ​ の、




​皆、私に見通しが有望な銘柄はどれかと聞く。だがその質問は間違っている。本当は、見通しが一番暗い銘柄を聞かなければならない。​





 と言う言葉に忠実に戦い続けているということです。





 今だとウェディング関連とか自動車部品関連とか製紙関連とか、そのあたりですね。前述しましたが、自分はウェディング関連では​
2418ツカダグローバルHD ​にかなり大きく張っています。後、4331テイク&ギブ・ニーズも面白いかもな?とちょっと思っています。






 そのくらいかな。ちょっと長くなり過ぎましたね。(汗)





 さて皆様の10バガー候補はどこですか? 是非私のXのコメント欄で教えてください。(笑)​













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Last updated  Jul 21, 2025 09:01:25 AM
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