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さて私は、「その時々で最も不人気なセクターの銘柄、可能ならば出来る限り優待付きの子をまとめ買いして、それらの長期的なパフォーマンスを楽しく観察する。」というバルクプロジェクトを投資手法の根幹の1つに据えています。
そして現在ではこのアイデアによる戦いはその概念が広く拡張されて、
多くの戦いが同時進行で粛々と続いています。
またこの数年間を見ると、 「優待地銀株バルクプロジェクト」
と 「優待メディア株バルクプロジェクト」
が大ヒットシリーズとなりました。また現在資金投入を続けながら継続中の 「優待物流・陸運・倉庫関連株バルクプロジェクト」
もついにテイクオフして次のヒット企画になりそうな気配です。
そしてそういう変化は他にもたくさん起こっています。私が最近気づいたのは、自然から直接資源を得る農業、林業、漁業、畜産業などの1次産業銘柄の中に、インフレ到来の神風を受けて急激に業績を改善しているところが沢山出ているということです。具体的に言うと、卵価格の急騰で1384ホクリヨウ、お米価格の急騰で2700木徳神糧の利益水準と株価の両方が爆騰しました。でもホクリヨウや
木徳神糧と同じように業績が急改善しているのに、マーケットに全く気付かれずに燻ぶったままの銘柄達はまだ大量にいます。
つまり、
「1次産業銘柄には大きなチャンスがある。」
ということです。
それでは今日はその1次産業銘柄シリーズ最新作の1つである、「優待お肉株バルクプロジェクト」の詳細を見ておきましょう。なお、これは実はしばらく前に紹介した 「
優待お魚株バルクプロジェクト」
の兄弟企画となります。

勘の良い方はここまででお気づきでしょうが、両者共に最初から「1次産業銘柄を限りなく束ねて戦う」という共通のアイデアを基にして形作られています。水産業界と一緒で畜産業界にも
指標的に割安な銘柄が非常に多いんですね。なので、「お魚とお肉銘柄を束ねてセットで戦ってみよう。1つか2つくらいはヒット銘柄も多分出るんじゃん。」と言う、お楽しみお気楽企画となっております。
それではまず最初にどうして「お肉優待株」に目を付けたのかを説明しておきましょう。
1. まず何よりもインフレ時代の到来で畜産物の価格が全体に上昇していること。それによって畜産業界が利益を上げやすくなっていること。これは前述の卵業界やお米業界と全く同じ構造。
2. ライフスタイルの変化で日本人が以前よりお肉をたくさん食べるようになったこと。具体例を1つ挙げると外食の王様である マクドナルド
の既存店月次推移は、過去4年間で見てシステム障害のあった1か月以外は全てプラス推移となっている。
つまりお肉優待株には全体的に見てインフレ以外にも純生の成長力があること。ちなみに以前スターゼンのIRに別件で質問した時にも、担当者の方が「日本人は以前よりもお肉をたくさん食べるようになっています。」と自信満々に言っていた。
3. 理由は良く分からないが、畜産銘柄は歴史的に常に不人気で低PBRのところがとても多く、コテコテの渋チン系バリュー投資家である私にとって非常に手掛けやすい業界であること。
4. 優待内容に力がある。美味しいステーキやハムなど、パワーが付いて投資の勉強がはかどるアイテムがたくさん貰えて嬉しいこと。
以上です。
それでは早速2025年7月27日現在の、生まれたてホヤホヤの小鹿の様な最新のセットリストを見ていきましょう。全体では3900万円程度のサイズでのスタートとなりました。

中身は2トップの構成となっています。順番に見ていきましょう。
時価総額約1700万円で1位に立つのは、 食肉卸首位で全国に販売網を持つ
8043スターゼン
です。2017シーズンに50位でシリーズに初登場して以来ずっと上位に鎮座し続けている超実力派銘柄です。
ちなみにスターゼンは、前述の月次絶好調が続く日本マクドナルドのビーフパティ専用工場として 千葉工場
を持っているのですが、Xの生成AIであるGrok3によると、ここが「国内最大のビーフパティ工場」だそうです。
優待内容も下記の通り素晴らしいです。↓



私は毎回、グリルで脂を落として、ヘルシーに戴いています。

時価総額約1500万円で僅差の2位は、2292エスフーズ傘下の
食肉小売業の 7614オーエムツーネットワーク
です。資産バリュー株としてみた場合に極めて割安で、かつ優待内容も良いという2つの長所のある銘柄です。また「畜産銘柄としてではなく外食銘柄として見ると破格に安い」という違う角度からの魅力もあります。
私はこの数年は、オーエムツーが手掛けている外食事業である「アウトバックステーキハウス」の食事券を戴いています。



何を食べても、いつ食べても、誰と食べても、すんごくうまい。↓
ハンバーガー、素朴で肉肉しくて滅茶旨い。↓
ハンバーグ、凄い断面図密度で濃厚に美味い。↓
スターゼンとオーエムツーの2大巨頭以外はすべて小粒な銘柄ばかりですが、鶏肉国内大手でケンタッキー(KFC)と食肉卸向けが柱、また同時に二毛作でケンタフラチンのフランチャイズも手掛けている 1381アクシーズ
もまずまず魅力的な銘柄と思います。
優待内容もかなり良いです。↓

そのくらいかな? もしも抜けている銘柄がありましたら、皆様Xのコメント欄で是非ご教示ください。
しばらく前に紹介した 「優待お魚株バルクプロジェクト」
と競わせながら、楽しく企画を続けていきたいと考えています。(笑)
バルクプロジェクトシリーズ 免責事項
各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」の一石二鳥を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じて、自らの能力を拡張してより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。
記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは結局は誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。残念ながら私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資行為はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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