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七面鳥に学ぶには
どんなものであれ、観察で得られた知識には罠が仕込まれている。
七面鳥がいて、毎日エサをもらっている。エサをもらうたび、七面鳥は、人類の中でも親切な人たちがエサをくれるのだ、それが一般的に成り立つ日々の法則なのだと信じ込んでいく。政治家の連中がよく使う言葉を借りるなら、「一番の利益を考えて」くれている、というわけだ。感謝祭の前の水曜日の午後、思いもしなかったことが七面鳥に降りかかる。七面鳥の信念は覆されるだろう。
エサをくれるその手に、いつか首を絞められるかもしれない。そういう状況なら、七面鳥の問題はいつでも当てはまる。1930年代のドイツ社会に溶け込んでいたユダヤ人を考えてみればいい。
安心感が一番高くなるのは、リスクも一番高まったときなのだ。
過去は典型的な未来を表現した一番信頼できる予測だなんて思い込むからこそ、私たちには黒い白鳥がわからない。

図1:千と一日の歴史
感謝祭前後の七面鳥。1000日にわたる過程の積み重ねも、次の1日について全く何にも教えてはくれない。こういう過去を延長しただけの安易な予測は、どこにでも現れる。

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