ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

見た目だけの判断


クラス委員をやったり職員室の花の水を変えたり…
学校には、いつも一番に行って、机の整頓をして綺麗にふいていた。
学校に行く前と放課後は、登校拒否児の家にも行き、とにかく先生達にもPTAにも気に入られていた。
たまに『点とり虫』なんて言われたけど(^^;
そんな私を大きく変えたのがタバコ事件。
不良と呼ばれる人達と、その仲間に入りつつある人達。
私は入るつもりはなかったけれど、たまたま、そこに居合わせた。
そこで、タバコを持った先輩達。
そこに先生達の見回りが…
全員捕まり、次の日も居合わせた人も職員室の前に正座となった。
当然、私もそこにいたわけで、行ったのだが、先生達から出た言葉は『ぱんだに限ってあるはずがない。いる必要はない』だった。
何度もおかしいと話すのに強制的に帰され、私は、その態度が気に入らなかった。
外見や言葉使いだけで、何故判断するのか。
次の日から私の態度は変わった。
授業は気が向いたら受ける。
つまらなかったり面倒になると途中であっても教室から出ていく。
足蹴りでドアを倒し、職員会議中には上履きを投げ込んだり、お菓子を買いに学校から出てったり…
とにかく気が向くままに好きかってやってた。
仲間の中には施設育ちの子、家庭環境が悪い子、いじめにあった子、色んな子がいた。
本当の心の内も何も知らないで判断する大人が許せなかった。
とにかく悪くなろうと必死だった


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