ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

高校受験


病院の先生達には高校なんて無理だと言われ、どおしても行きたいならと条件を出された。
1.病院から車で15分内のところ
2.部活動には入らない事3.習い事はしない事
どれも私の希望とは違った。
ほとんどの学校が、部活には入部しなくてはいけなくて、そもそも出席日数がヤバい( ̄▽ ̄;)
公立か私立か…
病院から近くて部活がなくて、且つ例え進学しなくても資格を採れれば、就職に有利。
出席日数で叩かれても、いざとなれば吹奏楽で押して貰える強みもあった為、私立の病院の近くの学校に決めた。
私立だし、レベルが高い高校でもなかったので勉強する必要もなく毎日を過ごし入試一週間くらい前になった時だった。
1組から順に回って来たインフルエンザ。
5組だった私は最後の最後で移されたのだ。
40℃からの高熱と発作、炎症反応も高い。
ヘラヘラしているものの一行に何一つ良くならない。
毎日500mlの点滴を3本入れているのに無駄な努力のように時間は過ぎ…
結局、当日も変わらず、朝1本点滴をして受験に向かい、帰りに病院に戻った。
テストは保健室で受けれたけれど、面接は違う。
またこれがドアを開けるとこから始まって、熱でガクガクして開けられなかった。
『開かない…』
他校の人が開けてくれた。
とりあえず、ヨレヨレ、ヘラヘラ受験は終わり、病院でグータラうなっていた。
私の時代は、合格すると新聞に名前が記載されて知るといった感じだった。
私よりも先生達や他の患者さん達の方がハラハラしていたらしく、次から次に電話が来た。
『ダメかと思った~』って。
失礼な( ̄^ ̄)
その選択が大変な生活になるとは…


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