ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

療養所


公害の市で、喘息がとにかく多い。
しかも、ガイドラインの重症度なんて、えっ?これで重症?ってくらいに、しっかりした重症者が多かった。
勿論、先端を行く先生達が指導していく為、治療や日常生活上の指導も、しっかりしつつ、スパルタだった。
それでも、コントロ-ルが不能になったり、改善が悪く、学校生活がうまくいかないと関連の療養所に送られる。
学校の受け入れ態勢には先生達も協力してはくれるが、学校の意見は厳しい。
まして、私達の時代は喘息は怠け病と言われた時代。
今みたいに、学校が受け入れてくれないからなんて甘い事も言えないし、受け入れてくれないなら養護学校へ行くか受け入れて貰えるように自分達がしていくしかないのが現状だった。
病院なんて、逃げ道に使える程の余裕はないし。
療養所に入れば、帰れない。
集団生活で、鍛錬、そして学校といった具合に喘息を理由には逃げられない。
薬にだって簡単には手は出せない。
マラソンや冷水浴、呼吸法もやらされる。
結構、内服ステロイドを使用している子も多い。
まぁ、だから来るんだろうけど?
そんな子達も、なくなって帰っている子も多い。
問題は、家に帰ってから。
家に帰っても規則正しい生活、適度な運動など、継続出来ない子はすぐに戻る。または、行った時以上に悪化する。
要は自分次第。
そういう場で、やってもダメなら、薬は本当に必要なのかもしれない。
だけど、そういう場では必要なかったものが家に帰ったら必要というのは、やはり自分の甘さにもある。
ただ、悪化時のやりすぎは、その悪化を体に覚えさせ悪さ慣れする可能性もあるので、ほどほどというのは必要な気がした。
予防治療が言われている現代。
誰も医師達は運動をしちゃいけないとは言わないのに、すぐに喘息だから出来ないという人。
やって見てから言ってください。
自分を甘やかして、どんどん体力をなくして、出来ないというのは簡単な事です。
努力もしないで、出来ないというのはやめてほしいです。
やれている人がいるのに、出来ないのは、自分が出来ないと思ってやらないだけです。
気持ちの問題。


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