ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

ふくろう作り


毎日、机に日記を書いて貼っていく事が、先生達や看護師さん達とのコミニュケーション。
夜中は看護師さん達も仮眠に入るので、吸入薬を自分で取りに行き、何時何分に持って行ったかを記載していく。
そして、朝の検温の準備が始まる時に、点滴を繋ぐというように、出来るだけ手をかけないようにするのが私流。
だから、ナースコールを押す事はない。
そんな私が、卒業試験の朝、悩みに悩んで、ナースコールを押したのだ。
『ぱんだ、どぉした?』
と来た看護師さん。
『○○ちゃん、耳の付け方がわからないよぉ(><。)』
患者さん達も、クククッ(^m^)
そう!前日から徹夜でやっていたのは勉強じゃなくて、幸せのふくろう作り!
合格祈願みたいな感じで作っていた。
その、ふくろうの耳の付け方が、どぉしてもわからなくて…
『これ出来上がらなきゃ、学校行かない~。合格出来ないよぉ』
みんなで、必死に考えて、出来た\(^O^)/
わ~い!わ~い(≧▽≦)
『じゃあ、行って来ます(^^ゞ』
出発時間は遅れて(汗)
なんとか間に合ったけど、練習時間がなくて。
『調子悪かった?』
心配してくれる友達に
『ふくろうの耳の付け方がわからなくて』
・・・・・
『まさか作ってた?(ー”ー)』
だって…
勝手にジンクス作っちゃったんだもん。
その日は、勤務時間終わっても先生待っててくれて。
当の本人は、のほほんと、トトロのパン、お土産に買って帰ってたのです。
その後、合格報告を貰って、みんなに『勉強してなかったのに…』って(;^_^A


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