ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

大学への転院


主治医が予約をし急いでいたようで、看護師さんからいつも「また、催促してたよ」とメ-ルが入ってくる。
私の中では、この入院は最初で最後の賭けだった。
私のワガママで学校という目標を達成させて貰えた。
だから、今度は私が頑張らなければいけない。
主治医の口から「退院しよう」そう言って貰えるまでは、絶対に自分からは帰りたいとは言わない。
そして、この入院で絶対に良くなって、幼稚園教諭として、許されるなら、もう一度、看護系、または介護系の学校へ進み仕事がしたいと思っていた。
(誰にも言った事ないけど)
ただ、たった一つの不安。
肺に見つかった腫瘍。
手術出来るのか、出来ないのか、これが本当に悪さをしているのか、私の体は手術に耐えられるのか。
口では何とでも言っても不安は大きかった。
着々と検査を進めた上での転院だけど、ガスをとれば、酸素吸ってても50。
検査に行けば、測定不可能。こんな状態でどうすべきか。
それでも「絶対に頑張るんだ」って言ってた。
そして、いつものように、入院している病院から主治医の外来に行き、病院に戻った時だった。
「ベッド空いたって」と先生が。
次の日にすぐに行く事になった。
大学、入院用の荷物を取りに行って、そのまま病棟に行き「荷物置かせて♪」と荷物を置き、病院に戻り、次の日。
「頑張ってくるんだぞ」と言ってくれた先生達やスタッフと頑張るって約束して行ったんだけど、そこには、「手術だけでしょ?」と言う看護師。
そして、初のムンテラで「お前は頭がおかしいよ!!」と怒られ、その日のうちに泣きながら前の病院に向かっていた。
途中で泣きながら歩いてるのを先生に捕獲されて
「お前、もう来ちゃったの?」って。
だって、頭おかしいって言われるし、手術だけとか言うし、傷つく事ばっか。
不安が募るところにそんな言い方されたら傷つくでしょう(TT)
ナ-スセンタ-で少し遊んで、大学に戻りました。


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