ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

見落としちゃった


結果は…
リスクが高すぎて手術は出来ないと断られたとの事。
依頼書だけのやりとりも、何だかしっくり来なかった。
頭の中は真っ白?
『手術だけだよね』
私の居場所はない。
私は、どおしたらいいんだろう…
自分の態度に落ち着きがない事はわかっていた。
そんな時の教授回診。
主治医から出た一言。
『僕、見逃しちゃってて…2年前からあったんです』えっ?
部屋の誰もが固まった。
私の聞き間違え?
先生達がいなくなった後
『今、見落としてたって言ったよね?』と。
私はボー然としながら
『そう聞こえた』と言った。
そして、数日後、親にも言った。
『僕、見逃してたんです』また、部屋の人達は固まった。
親もどう言っていいかわからない。
正直に言ってくれた事は嬉しい。
ただ、夏に見つかった時、もう一度確認してほしいと言った時、先生は『なかった』と言った。
ちょっと悲しかった。
2年前。
勿論、その時、見つかっていても、出来る事はなかったのかもしれない。
だけど、チームに3人いて誰も気付かないって?
圧迫骨折も肝機能上昇も…
見落とされてばかり。
そして、それを笑って言った主治医。
私の前でなら構わない。
笑おうがけなそうが。
でも、せめて親に言う時だけは、真面目に話してほしかった。



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