ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

小児の対処方法


なるべく安静にし衣服を緩めて深呼吸を2~3回繰り返して大きく息を吸って、そのまま4~5秒息を止めさせて、お腹から思い切り咳をさせます。
痰が上がって来るので喉まで来たら咳払いをして出させてください。
頭を肺より低い位置に置く姿勢をとると痰が移動しやすくなって出しやすくなります。手をお椀のように丸くして背中を下から上へと叩いてあげると痰がでやすくなりますがイヤがる子もいるので、あまりにイヤがる場合は違う対処にしましょう。
●薬を飲んで様子をみる
内服薬を貰っている子はそれを内服し様子をみます。吸入などの指示がある場合には吸入もします。よくならない場合は気管支拡張薬の吸入を1~2時間様子を見ながら繰り返してみましょう。
良くならない場合は経過と使用した薬や量などを適切に伝え早めに受診しましょう。
●夜間発作は経過を見ながら翌朝受診も
夜間発作の起きた時は重度の発作であったり大発作にならないようであれば処置をしながら翌朝を待ち診察を受けるようにします。発作の治まった場合でも、どんな対処をしたのか経過などをメモにとっておき(喘息日記に書くなど)受診時にきちんと報告するようにします。
●こんな時はすぐに病院へ行こう
いちもと違う感じがしたり、うまく話せなかったり動けない、以前に大発作を起こした事がある。あるいは息が苦しくて横にもなれず起き上がって肩で呼吸しているような状態(大発作)では気管支拡張薬を吸入(服薬)してすぐに救急受診しましょう。
●呼吸不全の場合はすぐに救急車を呼び処置をうけながら病院へ
意識低下・・・ぼ-っとしている。呼びかけに反応しない。
呼吸困難・・・息苦しそうで会話困難
チアノ―ゼ・・顔が青冷め、唇が紫色になる
意識障害・・・うわごとをいう
呼吸音がなくなった
興奮・・・・・暴れる。
●乳児は中発作でも早めの受診を
2歳以下の子供では気道の発達が充分でない為に急激に気道が狭くなり症状が悪化します。陥没呼吸や鼻がヒクヒクする、ミルクを飲まず機嫌が悪いなどの症状が出てきた場合は早めに受診をしましょう。

個々によって症状なども違うので自分に合った発作時の対処方法を主治医の先生と相談しておくと良いと思います。


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