ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

迷子


小さいながらに、何でついてっちゃうんだろう・・・なんて思っていました。
そんなある日、外で遊んでいると、いつも犬を連れて散歩しているおばちゃんが来ました。
何を思ったのか、いつも同じ時間に同じように、お散歩しているんだから大丈夫と変な安心感を持ち、ついていったんです。
毎日、母と通る公園まで行った時でした。
「おばちゃん、あっちには行かないのよ」と。
私は、ポツンと取り残され、うわ~~~ん!!と泣き出しました。
知らないおじちゃんが近寄って来て「置いて行かれちゃったの?」とお巡りさんの所に連れて行ってくれました。
お巡りさんは「誰と来たの?」と話してくれたけど、その時まで「知らない人」とは気づかずに「いつもお散歩してるおばちゃん」と言っていました。
私にとっては知っているおばちゃんだったんです。
お巡りさんの所まで行くと、いつも通っている道だったので、すぐに家までの道はわかりました。
お巡りさんと手をつないで、歌を歌いながら帰りました。
家につくと、お巡りさんといる私を見て母はビックリ!!
外で遊んでいると思った子が、お巡りさんと一緒に帰ってくれば、ビックリしますよね(^^;)
つくづく、アホなお子様だったんだな~と思いました。


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