ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

爪がなくなった


それなりに従業員もいて、母は私を連れ、毎日、病院、仕事場、銀行など、車に乗れないのでバスでこなしていた。
銀行へ行くのも毎日の日課で、その日も銀行へ。
私はエスカレ-タ-が大好きで、上ったり降りたりが得意。
銀行で、いつものようにエスカレ-タ-に乗って、しっかり手すりを握った時だった。
手が離れない。痛い・・・
「離れない・・・」
!!!
母は驚き「すいません!!すいません!!止めてください。手が。手が。」
そう!!私の親指が、しっかり食い込んでしまい、ベルトから離れないのです。
もう少しで、一番上につくのに私の手はベルトと共に移動していきます。
後少しというところで止まりました。
手を離すと親指の爪ははがれてしまい、ほとんどない状態で血まみれ。
そのまま病院に行くと、爪は、すっぽり全部とられてしまいました。
何もなくなってしまった親指はゴツゴツしていて、ガ-ぜを置いて包帯を巻かれました。
全部出てくるのには、かなりの時間を要したけれど、綺麗に出てきました。
以来、エスカレ-タ-は怖くて、ずっと乗れませんでした。
今でもかなり怖いです。


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