ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

体力がない


当時は、それでも喘息とは診断がつかずに喘息様気管支炎と言われていた。
夜もしっかり寝れるなんて事はなく、とにかく学校へ行くのも大変で、父が、送り迎えしていた。
家につくと、何も出来ない。
カバンをあける事も何かをする事もなく、倒れこむようにして寝る。
といっても咳込みや疲れから足をバタバタさせ、とにかくぐずる。
声をかけられようなものなら怒り、泣き、近くにあるものをなげつけ暴れた。
ご飯を食べる事もなく、朝方まで、その状態が続くのだ。
宿題すら出来る体力はなく、カバンの支度も宿題も父母がやってくれていた。
宿題は朝になると、父母がやってくれたものを書き写すのが精一杯だった。
そんな毎日を繰り返していたのでした。
それでも、とくに学校側には言う事もなく、みんなと同じように過ごしていました。


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