☆MiMi. J☆

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#4



陣痛は相変わらず 狭まって痛さは


増す一方。 


いつまでこの痛さに 耐えればいいのか?


そればっかり考えている・・。


そして鎮痛剤として 点滴を打ってもらうが

新任ナースなため 注射針がなかなか

スムーズに入ってくれない。

しかも数日後は

腕と手のひらは青あざで 

痛いわ、 下手さを感じた。

でもその時は陣痛で 痛さなんて

どうって事なかったんだけど・・。


そしてDarlingは次の日に

チーフに休みをもらう為

一旦 家に戻る。

私も一睡もする事なく

朝を迎えた。


痛みは相変わらず ひどくなるし

点滴を1時間交代で 打っているため

体はむくんでくるは ヒドイ・・。


ナースの1人が 来て

”朝ね、旦那さんがここに寄って

荷物を持ってきてくれたわよ。

でも仕事に行かなくちゃいけないから

渡しておいて。って言われたから

ここにおいて置くわね。”

と言われた。 


見てみると 私がいつも持っていたバック。

内心、私はまだ用意なんて全然してなかったのに

分かったのかな??

と思いつつも 中身を見てみる。



・・・・・・・・・・・・・・・・



何これ???



入っていたのは 


ケータイのバッテリーと空の財布。


この時ばかりは言葉を失った・・・。


(今でもこの話題になると笑い泣き。)



でも痛さでそれどころではないし。

そして午前9時、痛さもさらに増してきた。

私はナースの人に”本当に痛くて息も

出来ないんですけど・・・。”

と言うと 彼女は



”Babyが死んでもいいの??!!

もうすぐママになるんだから

頑張って!! Babyを救えるのは

あなたしか居ないのよ!!”


と言われ 何故かヤル気がでてきた。

そう、私しか今のBabyを守る事は

出来ない!!


だからもう少し頑張ろうね・・。

とお腹に向かって言った。

すると 昨日の当直医が来て

”Mimiさん、いまだ受け付けてくれる

病院はありません。 

とりあえず探しているので 

待っていてください。”



確かに横須賀で何処にも診せに行かなかった

私も悪かったけど なんでこうなるかな~。

と思った矢先

Darlingと私の母と妹と幼なじみのY

が駆けつけてくれた。

その時 私は張り詰めていたものが

とれて 大泣きをした・・。

彼女達も泣いていて とても心配してくれた。

と同時に足りない物が多々あったため

買い物に行ってくれた。


そんな中 午後1時30分頃 

当直医がやってきて

”Mimiさん 受け付けてくれる病院が

見つかりましたよ! 東京の大田区です。”

と言われ 


・・・・・・・・・・??????



もしかしてそこに行くまでに


車で行くのか??


しかもその日は 平日。


もちろん渋滞の嵐・・・。


ヘリコプターで搬送してくれるのかな??


とか色んな事を考えながら 


周りはバタバタし始める。


もう陣痛が始まってから

12時間・・・・。

考えると余計に痛くなるから

考えなくても 本当に痛い!!

間隔は5分・・・・。

そう測りながらも 救急車に

乗せられる。



母達に連絡が取れないと

焦るナース達。

そんな中 とりあえず救急車が出発。



車内は本当に居心地が悪い。

ストレッチャーもごつごつしていて

車の振動で余計にお腹にも

力はかかるし 痛い。


1人 付き添いでナースが乗ってくれたが

彼女は夜勤だったためか 疲れてる。


やはり高速道路は渋滞にはまっている。

救急車がサイレンを鳴らして

車の間をすり抜けようとするが

東京に近づくたび 道は狭くなってくる。

そのため救急車も通れないくらい狭い!

隊員もイライラしている。


私のお腹も本当に痛みが

増してきて 意識もうろう・・・。

ナースに伝えようとすると、


あれ?????


寝てる・・・・・・・。


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