いっぽいっぽ

いっぽいっぽ

長男のあしあと 幼児期編




長男は歩き始めたすぐあとから もう走っていました。
自分の興味の向くところへどこへでも 振り返らずに突進していきますので、私はとにかく事故や怪我に目配り気配りで 外遊びに出ているときは常に長男について歩く そんな感じでした。


平気で上っていくすべり台に後ろからついていきまず服を引っ張り上りきったところで座らせて座って滑ることを教え、わたしも後から一緒に滑る・・・。

ジャングルジムへも上っていきますが これは抱っこして下ろすのが大変になるので 二段目くらいでむりやりはがして下ろしてました。


公園の中だけで遊ぶことがなく たびたび脱走。
おとなしく座って砂遊びを何十分もなんていうことはまったくありませんでした。
よく多動のお子さんの親御さんの「砂場でママ友とおしゃべりなんてとてもできなかった」 まさにうちもそれでした。


ある日 ベビーカーでいつものように公園へ行き 脱走した長男、一人で歩いたことのない住宅地をどんどん家から離れる方向へ歩いていきます。
ベビーカーを公園に残したまま、その日はどこまで行くかついていってみようと思い あとから追いかけていったのですが、一度も公園の方を振り返らず わたしを探そうともせず 泣きもせず。

10分くらい歩いたところで このままでは歩き疲れるまでどこまでも行ってしまうと思い、抱っこをして公園まで戻りました。


この頃(一歳半くらい)は回るものが好きで 自転車で公園に来ているママ友の大人用の自転車の後輪をペダルを回して見ているので、「危ないからやめさせて」と持ち主さんから何度も言われ 違うものに興味をそらすのに苦労しました。


わたしの用事で外出するときは腰につける抱っこポシェットのような商品が当時流行っていてベビーカーで移動できないときは抱っこしていました。


同じ月齢のママ友さんが 夏の日の夕方一緒にお散歩をする(子どもを歩かせて)、と聞いて手をつないで歩くこともできずにいたわたしは同じ速さで並んで歩けるなんていいなあ、と思ったものです。


多動は家の中でももちろんあり、家の中は関所だらけ。
各部屋の出入り口や階段お風呂場などすべて幼児用フェンスをつけてありました。

危険なので料理をするときはビデオにお守りをしてもらっていました。

おもえばあのころが一番リビングに物がなく すっきりと片付いていたかもしれません(爆)

それでも 階段から落ちたり 掃除中空けていた窓に気づいていたのか気づかなかったか レースのカーテンのみになっていたところから外に落下。
まるで漫画みたいですが・・・このときばかりはわたしも恐ろしくなり すぐに脳外科へ。
幸いなんともなくて 本当によかったです。


多動長男は食事のときもじっとしていません。
座卓用の幼児イス(ピュ―と鳴るもの)に座らせて腰とイスを大人用のベルトで固定。
それでなんとか食べ終えるると わたしが食べるときにはじょうずにベルトをすり抜けて抜け出していました。


多分他のご家庭でもお子さんに買い与えていたと思いますが、公文式のパズルを買い 最初は2ピースから始め、だんだんと増やしていったのですが・・・
ある日そのパズル(あいうえお五十音)をテレビの後ろに手で掴み取ってバラバラと落とし始めたのです。
何がおもしろかったのかわかりませんでした。
とても悲しくなったのを覚えています。


そんなこんなで 毎日クタクタのわたしは長男が昼寝をすれば 自分も昼寝。
夜は寝かしつけながら自分も撃沈 次男が生まれるまではそんな毎日でした。

※ひどい文章でしたね汗; 2019/03/01改


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: