旦那を置いて一人旅

旦那を置いて一人旅

目指せ!オーストラリア!!(WH編)

★きっかけ★


 2000年11月、私は初めてオーストラリアの地を踏みました。その4ヶ月前に入籍を済ませていた私達は、結婚式には全く興味なかったものの、『結婚しても「式」を挙げないと特別休暇を与えない』という、意味不明な会社の規定があったため、『じゃあ、挙げるか』と、休暇欲しさに結婚式を兼ねて新婚旅行に行くことを決めました。
 では、なぜ行き先にオーストラリアを選んだのでしょう?それまでアジアにしか興味がなかった私にとって、今でもナゾに思う時があります。思うに、

◎1週間休みがあるから(しかもOFFシーズン)、近いアジアに行くにはもったいない
◎かと言ってヨーロッパは、長いフライトに耐えてまで行く気にはならないし、第一、遺跡の価値が分からない二人にヨーロッパ旅行はもったない
◎旦那が1度行ったことのあるハワイは昔の女の思い出が漂ってそうでイヤだ(女の意地)
◎おまけにアメリカはキライ(これには深~い理由がある。)
◎じゃあオーストラリアにするか!

と、消去法によって、極めて後向きに決定された気がします。

でも、それだけじゃないのよ、本当は。
当時、私の勤務していた英会話スクールは、優秀な人材であれば国籍にこだわらず講師として採用していたため、様々な国の講師と仕事をする機会を持てました。そこで、少なからずも各々の潜在意識にある『国民性』を、まざまざと感じさせられたのです。個人単位で見れば、どの国にもいい人・悪い人、それぞれいます。日本人だってそうです。もちろんそれは大前提なんですが、オーストラリア人は、極めてイイ人の割合が高かった!のです。仕事を共にする事により、私のオージー株はぐんぐん上昇、アメリカン株は急降下したのでありました。(詳しく知りたい方は「英会話スクールの本音」へ。更新は後ほど)

やっぱり、人が好きだと、その国に興味が出てきますよね。だから日本で出会った外国人の方々には親切にしてあげましょう。うちの外国人講師は「日本って部屋は狭いし、物価は高いし、人の事じろじろ見るし、日本語表示ばかりで外国人には不親切な街だ。でも、人がいいんだよね~。」と、力説しておりました。

 ちょっと話しがずれました…。

 あまり期待せずに行った初めてのオーストラリアでしたが、WATABEウェディングの皆様のお陰で、二人っきりの挙式は本当に素晴らしく、最高の1日となりました。休暇をもらうためのおまけで行った式なのに、できる事なら『もう1度やりたい~!!』と今では心底思っています。(単純な女・・・(-.-))
 式はもちろんの事、私達を一番感動させたのは『広大な自然』と『壮大な青い空』そして『人々の優しい人柄』でした。私達はすっかりオーストラリアにはまってしまい、帰国後すぐに、『ゆくゆくは移住を・・・』と考えるようになりました。その時、私27歳。

 その1年半後、かろうじて28歳でワーキングホリデーVISAを申請しました。旦那はとっくに30歳を過ぎているので、ワーホリで渡豪する事は出来ません。少し後ろめたい気もしましたが、『ワーホリは30歳まででしょ。せっかく行けるチャンスがあるのに行かない方がもったいない。それより移住に向けていろいろ調べてきてよ。』と応援?してくれています。(いい旦那じゃ…。結局彼も仕事を辞めたのだが)
 その3ヶ月後、惜しまれながら(←見栄張ってみました)6年勤めた会社を退職。こういったきっかけがなければ、ず~っと働いてただろうなぁ。

 9ヶ月の準備期間を経て、いよいよ2003年6月27日、オーストラリアへ出発します!!


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