Wing road GT×Car world

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第21話~第30話


ミ「さあ!最終決戦がスタートした!」


ブラック「お先に!」
ロム「あいつは、やはり速いな・・・」

 ヒューン!!

ミ「最初の300mは両者同じくらいで駆け抜けた」


ブラック「もうちょっと差を付けてやるか」

 バビーン!!!

ロム「この野郎!加速しやがった」

 バビーン!!!

ブラック「ニヤリ…」

 ガンッ!!!
ロム「うわっ!何しやがる!」
ブラック「言ったろ、何をしようが勝ったら勝ちだと・・・」
ロム「確かに言ったが・・・」
ブラック「だろう!じゃあお先に、ゴールは100m前だぞ!」
ロム「!?」

ブラック「あと37m 勝ちだな・・・」

ロム「この オイルを飲めば・・・」

 ビューン!!
ブラック「何だ?」

 ヒューン!!!
ロム「GOOOOL!!!!!」

ブラック「・・・・・」
QIA「ロムスト選手の勝ち!」

ロム「よっしゃー!」
ブラック「くっそー!」

 ファンファン

ブラック「おい!まさか?」
???「サツのようですね」
ブラック「行くぞ!」
???「へへかしこまりました」

ロンボ警部「あれ?ブラックマリアと????????はどこだ?」
ロム「確か、その辺に・・・」
Q,s「Q,sのロビーに手紙があったぞ!!」
ロンボ警部「何? 見せろ!!」
 ・
 ・
 ・
 ・
ロンボ警部「キュウワールドへ帰ったか・・・」
エイ「セコイ奴め!」
セア「あっちでは捕まえられないのか?」
ロンボ警部「あっちのワールドは、政府が管理しているからダメだ。ブラックマリアは政府の仲間だから」
セア「そうなんですか・・・」

マッド「ここに居たか!マロンキャニオンへ戻るぞ!」


-----マロンキャニオンQ,sファクトリー-----
マッド「良かったな!こっちの勝ちだ!」
ロム「良かったよ!Cランクの俺が勝てたんて・・・」
マッド「それなんだが、ブラックマリアはSランククラスのレーサーなんだ!だからお前はSランクに勝ったんだ!」
ロム「何!すごいんじゃないか!」
マッド「それでだ!おまえにBランクを授与する!Cランクは、あと一つレースが残ってるだけだからな」
ロム「なるほど、でもまだ街があるみたいだから旅を続けるよ!」
マッド「そうか・・・俺は家に戻る・・・近くを通ったら来てくれよ!サンドポリスの大きいホテルの隣の豪邸だ」
ロム「分かった!じゃ、また今度な!」



 第22話 キノコロードへ向けて
ロム「準備はできたか?」
エイ「おう!できたぜ!」
セア「僕も大丈夫!」

 ブーン

ロム「セアムロは、Q,sとP,sの資格を持っているんだよね?」
セア「そうだよ、もともとレーサー専属のメカニックになりたかった分け」
エイ「じゃ、なんでレースを始めたんだ?」
セア「もともと、キュウ国生まれで、レースの盛んなこっちのワールドに来たんだ。だから、住むところとかを探しながら、レースをしていたんだ」
ロム「つまり、独立ってやつだね」
セア「簡単に言えばそうだね」
エイ「Q,sファクトリーが見えてきたぞ!」

Q,s「キノコがおいしいキノコロードのQ,sへようこそ!」
ロム「(やけにノリが良いな…)」
エイ「ここのレースは?」
Q,s「もうそろそろ昼か… 3時からの最終レースが入っているぞ!」
セア「じゃあ、申し込んでおいてください」
Q,s「いいぞ… って、招待ライセンスがあるじゃないか!Bランクにも出れるがどうする?ちなみにCランクは2レースあるぞ!すでに1レースは終わっているが…」
ロム「Cでもいいです!」
Q,s「ちなみに、ウエットだからタイヤでも買っておけよ!」
セア「P,sに行くか…」

P,s「お客さん… セアムロじゃないか!」
セア「おやっさん!」
ロム「知り合いですか?」
P,s(エンデス)「試験の時の、研修員として派遣されたんだ!まさか、お前がレースをやっているなんて思ってもいなかった!」
セア「お金を貯めて、どこかにQ,s兼P,sを作るつもりなんですが…」
P,s(エンデス)「そうか!いい土地はいろいろ出回っているし、半分くらいなら、土地代、建物代を出してやるぜ!」
セア「ありがとう!おやっさん!」
P,s「それはそうと、店内全商品半額にするぜ!」
エイ「すみません。ぼくたちも」
P,s「いいんだいいんだ!」

-----物色中-----
ロム「決めた!ウエットタイヤにブルーMAXで!」
P,s「えと… 1500Gね」
エイ「ウエットタイヤにSクイックステアで」
P,s「こちらも1500Gね」
セア「Sクイックステアとソフトパッドね」
P,s「君も、1500Gだ!」

ロムストの所持金 600G
エイクの所持金 500G
セアムロの所持金 1000G

P,s「まいどありがとう!」


Q,s「お帰り!パーツを付けてあげるよ!」

ロム「あと1時間もあるのか~」
P,s「テレビでも見て待ちな」

-----30分後-----
エイ「このドラマ泣けるな~」
セア「感動ものだね」
ロム「… そうでもないけどな」

P,s「そうそう、明後日に、次の街ホワイトマウンテンでカーリング大会があるんだ、優勝すると賞金が貰えるんだ!招待券3枚きているんだけど、なかなか人が来なくて…どう?いる?」
ロム「一応、参加してみるか!」
エイ「そうだな!」



 第23話 キノコロードのレース
P,s「そろそろ時間だな」
ロム「もうこんな時間ですか」
P,s「頑張れよ」

-------参加者一覧-------
1ブルーアロー
2ピーオー 優勝候補
3グリーンスター
4ベルニス 優勝候補
5オーストリー 優勝候補
6ナイトブルー
7グランドマスター
8エメラルドX
9ブロンテ
10ローズダンサー
11ラッキーホワイト
12ロムスト 優勝候補
13清掃車
14セアムロ
15エイク
16ヴァールディ(新人)優勝候補

-----休憩室-----
ロム「この、ヴァールディっていう新人って誰だ?」
エイ「そういえば、何年か前から、闇の公道レースに出ていたって聞いたことがあるぞ」
ベルニス(ベル)「HY! 君たち! どうしたのかな?」
ロム「この、ヴァールディっていう新人のことなのですが…」
ベル「あいつの事か… 彼は前、QIAから認定されていない闇レースに出ていたそうだぜ」
ロム「じゃ、なぜ正式なレースに?」
ベル「ここ近年、QIAと警察本部による、闇レースの取締りが厳しくなったらしいから、多分[逮捕]から逃げてきたのだろう」
ロム「レースの世界も広いですね」
ベル「そうだな、だから俺たちみたいなワークスレーサーも、QIAから頼まれて、密かに偵察しているんだ」
セア「つまり、QIAはドライバーとも提携して、取り締まりしているんですね」
ベル「そういうこと。君たちも、Aランクになったら、いろんなワークスに行って、チームの申請をするといい。ちなみに俺はポムニクワークスのチームベルニスだ」
ロム「そのときが来たら、行ってみます」
ベル「場所は、サンドポリスの近くの、クローバー型のジャンクションの近くだよ」
エイ「ありがとうございます」
ベル「そろそろ、レースがスタートするようだぜ!」

実況「悪天候のモリモリサーキットで勝利するのは、誰だ! 今グリーンシグナルが点灯しました!」

 ○●○ START ○●○

実況「ここでいきなり、ヴァールディ選手がロケットスタート! 一気に8番手まで上がった」

ロム「なんて早い奴だ、確かに闇レースで磨いただけのことはある」
ベル「ちっ、奴も厄介な奴になりそうだぜ…」
オーストリー(オー)「順位がめまぐるしくなりそうですね」

実況「シケイン付近でコースアウト車続出!」

ピー「タイヤが、路面にマッチしねぇ! だが気合でいくぜ!」
ブルーアロー(ブルー)「タイヤの選択を間違えたか!?」

エイ「なんとか、シケインはクリアできたぞ。次は、ローズダンサーだ」
ローズダンサー(ローズ)「滑って、なかなか加速ができない…」
エイ「ハハー お先に!」
ローズ「今回は、行けると思ったのに!」

実況「2周目の1コーナーで、3番手争いが激化しています!」

ヴァールディ(ヴァ)「ロムストって奴、以外に強いな…」
ロム「あいつがヴァールディか… だが俺はBランク、入賞しないわけにはいかないな…」
ベル「だんだん燃えてきたぜェ!」
オー「ケーベルト様 私を表彰台まで導いてください!」
ヴァ「こんな奴ら、片っ端から、抜いていってやる」

実況「ここで、ヴァールディ選手が、一気に加速! 3番手争いの集団では1位でシケインに進入しました!」

ヴァ「あとは、いただき!」
ロム「クッソォー!」

実況「ここで、1位のピーオー選手がスピン! そして、2位のグリーンスター選手もスピン!」

グリーンスター(グリーン)「加速ができない!」
ピー「やばい!このままじゃ、抜かれる!」

-----現在までの順位-----
1ピーオー 優勝候補
2ヴァールディ(新人)優勝候補
3ロムスト 優勝候補
4ベルニス 優勝候補
5オーストリー 優勝候補
6エイク
8セアムロ

実況「ここで、オーストリー選手が、ベルニス選手に接触!」

ベル「ふざけんな! ワークスドライバーだろ!」
オー「申し訳こざいません。 私としては面目ない…」

エイ「チャ~ンス! 4位いただき!」

実況「そして、シケインを立ち上がったピーオー選手! …ん? ピーオー選手がスローダウン!」

ピー「さっきのスピンでサスがいかれた!」
ヴァ「セッティングが甘い!」
ロム「とりあえず、2位をいただき! ヴァールディとの差は、1秒ないけどゴールまで足りない!」

 GOOLLLLLLLLLLLLLLLLLL!!

実況「優勝は、ヴァールディ選手!」
ロム「新人相手に負けた…」
エイ「なんとか、表彰台に乗れた!」
セア「運良く、4位入賞だ!」

-----レース結果-----
1ヴァールディ(新人)優勝候補
2ロムスト 優勝候補
3エイク
4セアムロ
5グリーンスター
6ナイトブルー
7ピーオー 優勝候補
8グランドマスター
9ブロンテ
10ラッキーホワイト
11ブルーアロー
12エメラルドX
13ローズダンサー
14清掃車
-----リタイヤ-----
0ベルニス 優勝候補
0オーストリー 優勝候補

-----Q,sファクトリー(キノコロード)-----

Q,s「みんな、入賞おめでとう。ほれ、賞金だ」
ロム「しかし、新人相手に負けてしまったのは… 納得がいかない…」
エイ「あいつのパーツは、新人の割に高性能だった…」
セア「僕の見方からすると、普通のエンジンを改造したようだね」
ロム「それって、違法改造になるんじゃ…」
Q,s「いや、CランクとBランクはQIA認定のレースだが、公式ではないから、軽度の違法改造は認められるんだ」
セア「しかも、エンジンの改良程度は、違法改造に含まれないんだよ」
エイ「そういえば、俺の友達も少し、排気量を変えていたな…」
ロム「……」
Q,s「今日はもう遅い、明日は、もう一つのレースも開催されるから、早めに休んでおけよ、部屋は202~204だ」

ロムストの所持金 1400G
エイクの所持金 1100G
セアムロの所持金 1400G



 第24話 キノコロードのもう一つのレースの前に…

 モリモリサーキットでのレースの次の日…

Q,s「おーい! 朝だぞ!」
ロム「もうこんな時間ですか?」
Q,s「何を言っているんだ!ほかの奴は、すでにレースで走っているぞ!」
エイ「どーすんだよ!」
セア「次のレースまで待つしかないよね?」
Q,s「次はだな… 午後一のからしか無いな…」
ロム「今は… 10時か…」
Q,s「この辺は何も無いが、テキトーにぶらぶらしてくれ。あいにく、一番利用の少ないここのQ,sには何も無いんでね」
エイ「この辺に、何かスポットは?」
Q,s「ゴルフ場はあるが、時間的に間に合わないし…」
セア「じゃ、他には?」
Q,s「パーツショップか… 池の周りか、バーぐらいしかないよな~」
ロム「そうですか…」
Q,s「しかたないさ」

 ガチャ

ロム「池にでも行って見るか?」
エイ「そうだな」

 ブォォォォ…

セア「わっ!」
ロム「セアムローーー!!!」

 ボッチャーン(決して、漱石の坊ちゃんではない!)

エイ「まぶしー!」

 キラーン!
 ゴボゴボゴボゴボゴ

めがみ「この金のオノは、あなたが落とした物ですか?」
ロム「セアムロ、答えろよ」
セア「えっ!」
めがみ「はやく、答えなさい」
セア「いえ、落としていません」
めがみ「あなたは、大変正直ですね。この純金のコインをプレゼントしましょう」
セア「あれ?ゲームでは…」
エイ「確か、クラクションだよな…?」
めがみ「グズグズ言っていると、あげませんよ」
ロム「あ! そうですか、有難くいただきます」
めがみ「よろしい、今度もその善い心を保つのである」

 ブクブクブクブク…

エイ「ぜってー 貰うものが違うだろ!」
セア「しょうがないよ、あの馬鹿作者のことだから」
ロム「そーだよなー!」

作者「お前に言われたくは無い!」
エイ「この馬鹿作者! 勝手に貰えるもの変えやがって!」
作者「お前たちに、クラクションは必要ないから、クラクションより価値のある純金のコインにしてやったんだぞ!」
ロム「なんの意味があるんだよ!」
作者「ない!」
セア「ヲイ!」
作者「とにかく、あとで考えてやるから、ありがたく思え!」
エイ「ウザイ奴だった」
ロム「まったくだ」
セア「あんな奴に、この小説書かれているなんて…」

ロム「それはさておき、パーツショップに行かないか?」
エイ&セア「賛成!」

 ブーン…
 ガチャ

P,s(エンデス)「いらっしゃい! って、昨日の方ですね!」
ロム「そうです!」
P,s(エンデス)「それなら、セアムロ! お前にいい話がある!」
セア「なんですかおやっさん?」
P,s(エンデス)「実はな、いい土地が見つかったんだ」
セア「本当ですか!」
P,s(エンデス)「マイシティってところなんだが…」
ロム「その街、俺のガレージがあるんです!」
エイ「お前、ガレージ持っていたのか!?」
ロム「そーいえば、言うのわすれていたな」
P,s(エンデス)「そいつは、ちょうどいい!」
セア「でも、旅に出ている間の代わりは…?」
P,s(エンデス)「それなら、いい奴が居る。二人とも、この前試験に合格したばっかりなんだが、Q,sはゴンゾって奴が、P,sはジュースって奴がいるぞ」
セア「それなら、なんとかなりそうですね!」
P,s(エンデス)「そうだな」
ロム「ところで土地は、マイシティのどこに?」
P,s(エンデス)「マイシティ北2丁目だ」
ロム「そしたら、俺のガレージの向かいじゃないか!」
エイ「それなら、便利がいいな!」
セア「建物代は…」
P,s(エンデス)「協会から、少し助成金がでる。そして、俺も少し出す。あとは、お金があるなら一括で、もしくはローンでもOKだぞ」
セア「それなら、今すぐにでも!」
P,s(エンデス)「奥の事務所に、建物のカタログがあるから、そこでいろいろ考えよう」



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