Blue kiss

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Saaのシフォンケーキ

Saaのシフォンケーキ


甘いものは特別好きじゃない・・・

ケーキバイキングも「行く、行く!!」と騒ぐ割には
そこに適当なものが出されているともう食べる気が失せる。
とにかくちょっと食べたら気が済むので
「好き」といえるかどうか微妙なのよ。


ケーキが食べたいんじゃなくて「美味しいケーキ」が食べたいの。
・・・あたりまえか。
みんなそうだろうけど。


そんな訳で、時々美味しいお菓子が食べたくなる。
それが洋菓子であれ、和菓子であれ。ジャンクフードであれ。


これは「好き」の領域に入るの?



スナック菓子はほとんど食べない。
最近食べたのは、「パイの実」メープルシロップ版。
あれは2日続けて買ってしまった。


デザートに限っていろいろ思えば・・・




ファーストフードのサイドメニューなら
マクドナルドのアップルパイ。


コンビニメニューなら
ミニストップの季節限定「ベルギーチョコ」ソフトクリーム。


ファミレスなら
デニーズメニューが一番センスが良くて美味しい。
個人的には「ももの季節」限定メニューがお気に入りだ。



あとはなんといっても

和菓子なら、老舗の店がいい。
いちご大福が一番!それから、みたらし団子と、たい焼き。



洋菓子なら,可愛くて華やかな店がいい。
スフレが一番!それからショートケーキ、チーズケーキにアップルパイ。



美味しいものはいっぱいあるね。



で、前置きが長くなったが、
昨夜10時ごろ帰宅したSaaが、荷物を置くなり腕まくりをして

「今夜はシフォンケーキを作ります。」といった。

いまから!? なんで。
わたしもRiiもすっかりくつろいでいるという時に。

「なんで?今なの?」と聞くと
「明日、Mieちゃんの誕生日会なの。持って行くんだ。」
「だったら、もっと早く帰って来いよ。」Riiが溜息をつく。


「みなさん!今日作るシフォンケーキは
レディーグレイを使います。初めての試みです。
ご期待ください。」


徐に、Saaが口上を切った。


「レディーグレイ?」初めて聞いた。
新種の紅茶?

Saaは青色のティーバッグの箱を手にとって
パッケージを開け、わたしの顔に近づける。


ア~~~いい香り。
ちょっとアールグレーの香りだけどフローラルの香りもほのかにしてる。


「Saa~~焼けたら食わしてねぇ!」
隣の部屋からRiiが叫ぶ。


レディーグレーにわたしもRiiもハメられた。
もう、食べる気満々である。


静かな夜半の部屋に、お菓子つくりのカチャマしい音が始まる。
また、近所迷惑かも。ごめんなさい、お隣の新婚さん。


Saaはこうして時々お菓子を作るので
手際がよいのだ。
奥の部屋にあるPCでレシピのページを開いて
時々バタバタと歩いてきては、「うんうん・・」と確認し
どんどん生地が出来上がる。


レディーグレイはテーバックから葉っぱを取り出し
細かくそれをナイフで刻んで使用する。


オーブンから焼けた匂いが漂ってくる。

「チーン!」

「出来た!!」3人が叫ぶ。

レディーグレイのシフォンケーキ made by Saa・・・・

うっまぁい~~~~~~!!


大変においしゅうございました。
甘さ加減も口当たりも、それになんといっても
レディーグレーの香りが、予想以上にGood!


Saaは上手いね、こういうの作るの。

トッピングしたバレンシアオレンジのスライスも
品のいい甘さの生クリームも
シフォンケーキにバッチリ相性良かったよ。

そうだ。
お気に入りの「美味しいお菓子」に
Saaの「シフォンケーキ」を入れてやろう。

深夜0時をまたとうに過ぎている。
お誕生日用のシフォンケーキにデコレーションして
ラッピングを済ませたSaaはふらふらと部屋に入ってきた。

「ねるぅ・・・」
するとRiiの声が飛んできた。

「Saa、あんた台所の道具片付けてから寝ねなよ。」


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