なかよしきょうだい成長日記(余談あり☆)

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☆みさき誕生☆



とある病院で元気に産声を上げる。思わず涙。2838gのきゃわゆい女の子♪←はい親バカ☆

同じ時期に生まれた赤ちゃんが他にも6,7人いたが唯一の女の子だった。

母子別室だったので授乳時間だけ自由に抱っこができる。母の特権☆

決まった時間になるとカーテンが開けられガラス越しに赤ちゃんが見れる。

それを見計らって家族が集まり、ギャラリーはいつも人だかりができていた。

赤ちゃんがちょっと動いただけで喜びの声、あくびなんてしようもんなら歓声の嵐…★

『子は宝』ほんとにその通りだと思った。

みさきは色白で目鼻立ちもしっかりしてたので(←軽~く自慢!?)知らないおばさまたちから

「あの子かわいらしいなぁ」

な~んて話のネタになることも度々あった。(←また自慢!!)

「あの子、あたしの子なんですぅ~」と言いたいのをグッと堪えて、鼻高々に聞いていた。

そんなみさきにも一つ、男勝りなところがあった。

いつもの授乳時間。

一つの部屋にみんなが集まり、それぞれ授乳を始める。

途中で眠ってしまう子、ゴクゴク飲んでいる子…

静かでゆったりとした時間が流れていた。

…と、その時…

『ブリブリッ! ブリブリッ!! ブリッ!!!』…

一瞬にして空気が変わった!ついでにあたしも凍りついた!

でもみさきはそんなことはお構いなしに、

シラ~ッとした顔でなおもおっぱいを飲み続けている…

(私)「おいおいっ!!今のアンタだろっ!?どーすんだこの空気!?」

えっ!?だれだれ!?と言わんばかりにみんなこちらを見る。笑い声も聞こえる。

「うちの子じゃないですよ~」

そんな言い訳もできないぐらい確実に、間違いなくみさきの仕業!!

でも、そんなこんながきっかけで場は和みその日以来、授乳時間が楽しくなった♪

そしてみさきのアダ名は…『姫』

つづく…


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