なかよしきょうだい成長日記(余談あり☆)

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☆みつき誕生☆



高校の時バスケの試合中に足のじん帯を切ったのが初めての入院で、

その後じん帯を固定してあったボルトを抜く為の手術、子宮筋腫、長女の出産、そして今回。

大体の流れは分かっている。さほど緊張も、恐怖感もなく無事に元気に産まれてくれることを祈る。

しかし手術が始まると、何とも言えない気分の悪さに見舞われた。麻酔の影響だろう。

前日から絶食が続いている為、吐くものもないが終始吐き気が治まらない。

苦しそうにしている私の横で常に看護師さんが付いててくれて励ましてくれる。心強かった。

麻酔をしているとはいえ、器具が当たる感触や、引っ張られる感覚はある。

天井のライトにうっすら写るのを時々見ていた。

そして…

泣き声と同時に『元気な男の子ですよ~』と言う看護師さんの声。

一瞬顔を見せてもらったが、その時は疲れと達成感とであまり記憶がない。

手術後、なかなか迎えの看護師さんが来ないのを、出口のあたりで待っている間、

隣で手術をしていたとみられる患者さんが後から出てきて私より先に出て行った。(←おいおい、いつまでここで待たせる気だね!?)

いままでの経験からして今回が一番楽だった。

待たされている間、先生に

『(お腹を切ったのが)3回目にしては子宮もきれいし、もう一人ぐらい産めるよ』と言われ

『いえいえ、もういいです~』なんて会話ができるほど元気だった。

ようやく迎えが来て病室に戻る頃には、きれいに拭いてもらった赤ん坊を家族がガラス越しに見ていて、

私もベットごと側に連れて行ってもらい、改めて我が子を見る。

ガラスの向こうの声も聞こえるぐらい元気いっぱい泣いている。

さっきまでお腹の中にいた赤ちゃんがこうして目の前にいる。なんか不思議な感じだな。

その日の夜に初めて我が子を抱いた。小さくてやわらかくて暖かくて、ぬぁーーんてきゃわいいの~~~っ!!

(←毎度のことなので放っといて下さい)痛さ辛さも一気に吹っ飛ぶ、この寝顔。癒されます。

きっとこの感動は経験者にしか分からないでしょうな。つづく…


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