ミサママ本舗 * 日本を経て今はバージニアです♪

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医師と看護婦


韓国人医師とフィリピン人看護婦


以前住んでいたニューポートには、
年配の韓国人医師がたくさんいた。

聞いた話によると、
30年ほど前、医師が不足していたニューポート病院が、
医師確保の為韓国から医師をまとめて連れてきたらしい。

最初は2年契約、腕の良い医師は契約更新を打診され、
腕を認められなかった医師は契約終了後母国へ戻ったそう。

で、今回お義母さんが通う病院に行ってみて驚いたことは、
フィリピン人看護婦がすごく多い事。

ここは医学雑誌でもトップ10に入る優良メディカルセンターで、
実にたくさんの医療に関する施設が集まっている。

規模が大きいということもあるのだろう、
ここでも深刻な看護婦不足に悩まされていて、
フィリピンから腕の良い看護婦を選び抜いて連れてくるらしい。

アメリカも日本と同様看護婦不足なのね。
肉体的にも精神的にも大変なお仕事だもんね。

アメリカと日本、唯一違うところは、看護婦の社会的立場が、
日本よりアメリカでの方が高いということかな?

日本で働く看護婦の方々、
もっと社会的に認めてもらえれば良いのに…
って、本当に思います。

話は戻って…
この選び抜かれたフィリピン人看護婦達、
ビザ取得の諸費用、アメリカまでの航空運賃等諸々負担してもらえ、
こちらでの住居も病院が建てたアパートに無料で住め、
時給は$21.50からのスタート。

おぉ、うらやましいぞぉ~!
ベネフィットも悪くないし、
彼女達がアメリカでクレジットヒストリーを作る際は、
病院が全面的に協力をしてくれる。

契約は2年。
その後契約更新をするも良し、
母国に帰るも良し、病院を移るも良し。

2年頑張って小銭を貯めてフィリピンに帰ったとしたら、
お家の頭金くらいにはなるんじゃないのかな?
もちろん場所によるだろうけど。

そういう好条件の仕事に選ばれた人達だから、
さぞかし仕事が出来るんだろうなぁ! と思うでしょう?
でも必ずともそうとは限らないみたい。

お義母さん、運悪い事に血圧を測る機械を
上手く使えない看護婦にあたっちゃったみたいで、
輸血の最中だったのでピキピキきてしまったよう。

同じ血液型でも拒否反応をおこすことってあるし、
その体の変化を知るひとつの手がかりが血圧だからね。
そりゃピキピキもするだろう。

このお義母さん、このメディカルセンターで
長く働く看護婦さんでもある。

主に、初めての妊婦さんに妊娠中の生活やら出産のことをはじめ、
出産後の指導等をしているらしい。

長く病院で働くものとして、多少厳しい目で見てしまうのかも。

でも輸血始まっているのに、血圧測ってもらえないなら、
私もピキピキしちゃうかもね。

フィリピンには同じ機械がなくって、
その看護婦はとまどってしまったのかも。

でもいくら新たに働き始めた病院でも、
基本的な機械の使い方くらいは覚えていて欲しいよね。

ましてや普通の診察前の血圧測定ではないんだからね。
せめて輸血が始まる前に、ちゃんと機械の使い方を確認してほしいわ。

フィリピン人看護婦さん
早くこちらでの仕事になれて、
患者さんが安心できるよう頑張ってね♪




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