毎日1時間をノルマとしている庭木の剪定ですが、今日は庭のメインとなっているマツ。私、剪定の中で何が嫌いかってこのマツの剪定が一番嫌いです。めんどくさい理由1. 刈り込み挟不可。ツツジなんかは刈り込み挟でガーっと平面を作っていけるのですぐに終わるんですが、マツは刈り込み挟を使って葉っぱを半ばで切ってしまうと、そこから残った葉が茶色く変色して大変汚くなるので、刈り込み挟は原則使えません。不要な枝を辿って元から一本ずつ植木鋏で切らないといけないがちょー面倒臭い。
理由2. 樹形がやっかい。マツは末広がりの形になるように剪定を進めますが、高所作業の際はその樹形が仇になります。一番高い真ん中の部分を剪定する場合、スカートの様に広がった樹形が邪魔をして手の届く範囲に梯子を立てるのが滅茶苦茶大変です。一本スッと立ったマキなんかと比べると、面倒臭さが格段に上がります。理由3. 葉が刺さる。ゴヨウマツのような葉が柔らかいマツはともかく、うちにあるようなクロマツは葉が結構硬くて作業中の腕に刺さります。バラの棘程ではないんですけど、入浴時には腕に多数の点々がついていてしみて痛い。理由4. 何の役にも立たない。コレが多分極めつけで、コレだけ手間暇かけて世話をしても果樹の一つ実るわけでもなし、根元からマツタケが生えてくるわけでもありません。確かに格好は良いので、手入れをしたマツを見ながらお茶をして楽しむのが多分マツを庭に植える醍醐味なんでしょうけど、その境地には遠く至れてないんですよね。