『トロイ』

TROY

TROY

『トロイ』の感想・・・というか、オデュッセウスについての語り(笑)
公式サイトのプロダクション・ショーケースの感想及び突っ込みなども。

いいです。最高です。ショーンが。←オイ
実は何気に腹黒いキャラなんですが、ショーンが演じるとあんなに素敵なキャラになるんですね。
あれだけ出番があるのに、何故パンフは2カット(キャラ紹介と役者紹介)のみなのか・・・。
DVDには公式サイトの人物紹介フラッシュが入ってることを切に祈ります。
オデュッセウスはメインキャラだ!!

始まってちょっとしたら、ブラピの裸。んで、オーランドの裸。
それでいいんですかね、この映画。
まぁ別に彼らの裸はどうでもいいんですが。
基本的に生肌万歳ですね?←見る部分が違ってます。
というか、ブラピファンは無条件でアキレスを、オーランドファンも無条件でパリスを見てるとして、普通の人は誰を観てるんですか?
絶対にトロイ側を応援しますよ?
アガメムノン、あんなんですしね。
パトロクロス、同胞の犠牲を嘆くほどの強さも立場もないですしね。
オデュッセウスがいなければ誰もギリシャ側に感情移入できないと思うんですが。

ちなみに、セリフはうろ覚えですが、大体こんなかんじです。たぶん。
最初と最後のナレーションは、曖昧な記憶で書きたくないので勘弁して下さい。

 「この歓迎は伝説になるぞ」
オデュッセウス、登場シーンから素敵です。
アキレスを口説けるのは一人だけだ――というアガメムノンからの振りで登場。
いきなりアキレスに槍投げられて、その槍を手に笑顔でこの台詞です。
最高です、大人です、この余裕!!

全ては言いません。劇場でどうぞ。

 「奴のことは忘れて俺の為に戦え」
はい、喜んで。←違う
今回の映画で最強のセリフだと思います。
ちなみに、奴ってのはアガメムノンです。

 「いとこはそう言うが、君は来てくれるな?君は腕が立つ」
しぶるアキレスを尻目に、パトロクロスに振る策士(腹黒とも言う)なオデュッセウス。
きっちりアキレスに”いとこを策に嵌めるな”って突っ込まれてますがね。
いや、むしろパトに触ろうとしたのが問題だったのか。
(注:アキレスとパトロクロスが恋愛関係にあったのは歴史的に周知の事実)
嵌めようとしたのを悪びれもせずに、「君は剣士で俺は策士だ」と応じるのが流石です。
無敵です、オデ様!!←略すな

 「この戦いは歴史に残る。戦う英雄たちの名もな」
返事も聞かずに、去り際にこのセリフ。
深紅のマントを翻して去っていく姿がたまりませんvv

 「”戦争は若者が死に、年寄りは語るだけ”だ。政治は忘れろ」
アガメムノンのところに集合してるシーンでは、アキレスに”やってらんねーよな”という目で語るオデ様。
絶対それ、アガメムノンに聞こえてると思いますが?
アガメムノンを馬鹿にしてるってのがありありと・・・。素敵過ぎです。
あと、腕の組み方がなんか好きです。

 「城壁に近過ぎる!!」
 「退け!陣形を組め!!」
 「撤退せねば全滅です!」

トロイ攻め一回目。
必死に知将のイメージを出そうとした脚本家の努力は感じられますが、アキレスも同じ突込みを入れているので余り目立ちません。
追撃に出たヘクトルも”退け、敵の射程に入る”と言っているのが更に追い打ちです。
アホな上官に苦労してるなぁ・・・というかんじを見せたかったなら完璧ですが。
戦いが始まる前、王子兄弟と話すアガ・メネ兄弟の後ろでの物憂げな表情も大好きです。
この時オデ様と一緒に戦車に乗ってる副官がけっこうかっこよくてツボでした。

 「あんたのプライドはどうでもいい」
撤退を勧めるオデ様、あくまでトロイを潰す気のアガメムノン。
で、仮に戦うとして勝ちたいなら、プライド捨ててアキレスと和解しろと。
さっくりと言い切ってます。
オデ様も王様ですから。

 「私が行こう」
まぁ結局はオデ様がアキレスを説得に行くことになるんですがね・・・。
しかし参謀とはいえアガメムノンのテントにいるのが側近の爺さんとオデ様だけってどうよ。
薄っぺらだなぁギリシャ軍・・・。
自国の民を連れて来ているオデ様は必死なのです。国民愛してますから。
4万の兵を使ってでもトロイを陥とす、とか簡単に言う横暴なおっさんとは違って。

 「王となればそうもいかない」
 「時には仕えることも必要だ。・・・君にもいつか判る」

アキレスの説得の中で、王道を語るオデ様。
イタカの民は幸せですよね。
他にも語ってますが、その辺は映画館でどうぞ。

 「アキレスか?」
トロイ側の奇襲にガタガタのギリシャ軍。
防護柵のところ(めちゃめちゃ最前線)にいるオデ様。
どこにいるのかも判らないアガメムノンとは違うのですよ。

 「ああ――」
ヘクトルとパトロクロスの一騎打ちが決着して、今日はこれまでにしよう、と言ったヘクトルに対して。
ヘクトルも好きです。かなり好きです。

 「・・・・・・!」
木馬を考え付くくだりが唐突というか、適当というか。
一兵卒が馬の彫刻作ってるのを見てってのはどうかと・・・。
アキレス生きてるし。アキレスを失ってヤバい状態のギリシャ軍でなんとかトロイを陥とす為の、起死回生をかけた画期的かつ賭け的な作戦なんですけどね。
そんなかんじが出てませんね。←パリスが「焼こう」って言うのが唯一危機感煽るくらい?

 「扉を破れ!!」
木馬作戦成功。
城門に登って合図の松明を振るオデ様。きゃー!!
微妙にオスギリアスの兄上を連想・・・ゲフンゲフン。
セリフは王城に攻め入る時のものです。木馬から出て暫くはセリフありませんしね。
ここにきてオデ様負傷。いや、きっと返り血だ、うん。
グラウコス(トロイ側の将軍)を倒すシーンもあって、見せ場です。
前線で戦う王様万歳。
弓の名手なんですけどねー。弓の見せ場はパリスに取られましたからねー。


ラストはアキレスの葬儀。
始まりと締めがオデ様だってのがもう、言うことなしです!!万歳☆
炎越しのオデ様は微妙に燃えるモナリザを見るパートリッジを連想・・・いえ何でもありません。
皆アガメムノンが死んだことなんて忘れてるのだろうね(笑)
よく考えたら、この映画ではメネラオスもアガメムノンもプリアモスも死ぬんで、戦争に参加した王様で生き残ったの、オデュッセウスだけですね・・・。
うわーい、ショーン万歳!!←違う


◆『トロイ』吹替版

4回目は、吹替版を観ました。
字幕とどれくらい違うのかなー・・・と思いまして。
オデ様の声、もうちょっと柔らかいほうがよかったなぁ。
いや、あの口調ならあの声でもいいんですが。

そう、口調ですよ、突っ込み所は。
アガメムノンにタメ口だー!!

吹替  「撤退した方がいい!」
字幕 「撤退すべきです!」
吹替  「撤退しないとその軍が全滅するぞ!!」
字幕 「退かなければ全滅です!」
くくく、オデ様かっこええですなー・・・(壊)
「我が国イタケーはアガメムノンに対抗できない」と言ってるわりにタメ口。
素敵☆

吹替  「政には関わるな」
字幕 「政治は忘れろ」
”まつりごと”っていう響きが好きですね。
政治というものを馬鹿にしてるとまではいかずとも、冷めた視点で見ている様子が伺えます。
それに為政者に対するアキレスの目線を判ってるかんじです。
オデ様、流石☆

吹替  「死んだ者を死んだと言って何が悪い」
字幕 「死は死だ」
「弟の血で染まった浜が乾かぬうちに侮辱するか」と言うアガに対してこれです。
何が悪い、ですよー。さっくり。すっぱり。無敵です。
この一連のシーン、オデ様の迫力が凄いです。口調が口調だけに、偉そうです。
いや、王様だし偉いからいいんですけども。

吹替  「民を率いる為には仕えることも必要だ」
字幕 「時には仕えることも必要だ」
仕えてる・・・のにタメ口(笑)
他の王は貢物とかしてるんですが、やはしオデ様も?いやだぁぁぁ。
メネ死亡後にアガの天幕にいるし、立場いいのか?と思うのですが、上座から数えて3番目にいるのですよねぇ。


オデ様以外のセリフで気になったポイントはこちら。
アキレスの口調がぞんざいで自己中っぽくて、こっちの方がストーリーに合ってる気がします。

吹替 「奴が耳を貸すのはただ一人」
字幕 「奴を口説けるのは一人だけだ」
アキレスを参加させるのはオデ様しか無理、のシーン。
字幕の方がいいですねv(笑)

吹替 「あんたが戦え」「自分で戦う王ってのを見てみたいもんだな」
字幕 「自分で戦え」「王は戦わず、か」
テッサリア戦で遅れてきたことを皮肉るアガに対して。
オデ様は戦いますよー、有り得ないくらい前線で戦ってますよー。
・・・まぁだからこそオデ様はアキレスを説得できる訳です。
トロイ上陸戦では「今頃現れたか」とかイヤミ言われますけども・・・。

吹替 「頼んだも同然だ」
字幕 「もう遅い」
パリスが「戦ってくれとは頼まない」と言ったのに対するヘク兄の答えです。
男前ですなー、ヘク兄。好きだー。オデ様の次に(笑)好きだー。

吹替 「あんたはギリシャ一の国王だが、今は下僕だ」
字幕 「君はいい国王だが、今は下僕だ」
吹替万歳。ギリシャ一とか言ってたのか・・・?
オデ様の以外は原語なんて気にしてなかった・・・DVD買ったらちゃんと聞こう。


◆プロダクション・ショーケース

トロイ公式サイトのプロダクション・ショーケースの感想です。
日本語版でも全ストーリーがアップされましたし、DVDにも収録されるかなー、なんて。
オデ様編の説明文がかっこよくて泣けます!!
ちなみに、””原文、『』私的訳、()日本語サイト訳の順で書いてあります。

FOR ETERNITY
”It was Odysseus who conceived of the Trojan Horse - A device with would turn the war.”
『オデュッセウスはトロイの木馬-戦況を覆すもの-を考案した』
(戦況を変えるトロイの木馬を考案したのはオデッセウス)

FOR A WORLD
”Just as delivered the decisive tactic in the war, only Odysseus could coerce Achilles into one final battle.”
『オデュッセウスだけが戦いの決め手となるアキレスを最期の戦いに参加させることができた』
(戦術家オデッセウス アキレスを最期の戦いに口説き入れた)

FOR A KINGDOM
”King of Ithaca, Odysseus would commit and eventually sacrifice much more than flesh to the sack of Troy.”
『イタケーの王、オデュッセウスはやがてトロイの略奪を導く』
(イタケーの王 やがてトロイに悲劇を齎すオデッセウス) 

FOR A LIFE
”For Odysseus mortality was rule absent of form,reason and justice.”
『オデュッセウスにとって死は、形式や理屈、正義を介しない当たり前の事だった』
(オデッセウスの命 道理も正義もない行為)

FOR A BREATH
”Odysseus would lead each stage of battle as if he possesed only a few precious breath before death.”
『オデュッセウスは、死を前にした貴重な呼吸に取り憑かれたかのように戦いを率いた』
(己の命を顧ず戦いを導くオデッセウス)

ODYSSEUS
”The war for Troy would mark an end for many. For Odysseus it was little more than a prologue.”
『多くの者にとってトロイの戦いは終わったが、オデュッセウスにとってそれは始まりに過ぎなかった』
(トロイの戦いは物語の終わり オデッセウスにはその始まり)

ただ、突っ込んでもいいですかね・・・兄上のセリフってことになってるこの3つのうち、アキレスのは冒頭の語りだから問題ないとして、どう考えてもヘク兄とプリアモスのは違うと思います。
「トロイの民は他国の支配者には従わないだろう」と訳すならまだしも、あのヘク兄の映像に併せてあれがオデ様のセリフではちょっと・・・。
プリアモスなんて、日本語サイトではオデ様のセリフと想定して「俺が死を恐れると思うか?」なんて訳されてますが。

アキレスの締め
”All of us doomed. We enter this world alone and we depart alone.”
『我々は誰しも死すべき定めにある。我々はこの世界に独りで生まれ、独りで去る』
(皆人は死ぬ 人は皆 独りでこの世に生まれ 独りで去っていく)

ヘク兄の締め
”No son of Troy will ever submit to a foreign ruler.”
『トロイの息子たちは他国の支配者には従わない』
(トロイの息子たちは他国の支配者には屈しない)

プリアモスの締め
”Do you really think death frightens me now?”
『この期に及んで私が死を恐れるとでも思うのか?』
(俺が死を恐れると思うか?)


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