中年層の障害者の広場

中年層の障害者の広場

2010.09.29
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カテゴリ: 介護ニュース
 名古屋市内の介護施設。デイサービスを利用する高齢者十三人がホールに集まると、坂下安郎さんは元気よく声をかけた。「腕を組んで、見えない糸で天に引っ張られるように伸ばしてください」。坂下さんの合図で、参加した高齢者も体を少しずつほぐしていく。

 準備体操の後はレクリエーション。マットの上で、得点の書かれた円めがけてゴルフのパターを改良したスティックで木製のボールを打つ。中には勢いよくパターを振る百歳の女性もいて、高い得点圏にボールを運ぶたび、拍手が起こった。三回打った合計得点を自分で計算してもらうなど、頭の体操も兼ねている。

 レクリエーションの道具は、「日曜大工が趣味」という坂下さんの手作り。名付けて「スポレク得点マット」。特許も取得した。お手玉や輪投げなどの道具や使い方を変えれば、五種類の軽い運動がゲーム感覚で楽しめる。

 きっかけは五年前の介護保険法改正で導入された介護予防。高齢者の筋力トレーニング支援が掲げられ、「体を鍛えてまで長生きしなきゃいけないのかと疑問に感じた」。

 「今さら筋トレなんて」と気後れする高齢者の声を代弁するように、楽しく無理なく体力づくりができないかと考えた結果、廃材を利用した室内遊具を思い付いた。


◆ 若い世代へ 「存在感」は成長のもと

人は一人では生きていけません。自分を成長させるためには「誰かの役に立ちたい」「誰かに必要とされたい」という意識を持って努力することが大切です。

生活必需品であっても、商品を作り、運ぶのには人が介在し、その対価としてお金を支払って、初めて使うことができます。

しかし、人が人のために生きていくには、お金では買うことができない「存在感」が必要です。それこそ自分を成長させるからです。今、誰かに必要とされていますか。


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2010年9月29日 東京新聞





本文のようなのが、現在のオーソドックスの「デイサービス」です。

リハビリをもっと重視したければ、「デイケア」を選択する事も出来ます。(ほぼデイサービスと同じ雰囲気ですが・・・)

また最近では、「デイサービス」のレクリェーションを工夫して、他所との差別化を図っている所もあります。

しかし 設備投資しようが、しまいが利用者一人当たりの介護報酬額は一緒なので、中々難しいですね・・・

これから団塊の世代の方々が、続々 介護保険の被保険者となって来られます。

従来型の「デイサービス」は残しつつ、新型の「デイサービス設立」の促しも、必要不可欠になるのでは・・・

介護報酬や制度の見直しも・・・


中には、“娯楽の為に「高い税金」を使っているのではない!” という政治家もいますが、


“人間としての「存在感」を持って生活出来る介護保険の構築”も急務なのでは・・・?





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最終更新日  2010.09.29 12:55:31
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