ポンコツ兼業主婦の思いつくまま

●2005.10 2歳11カ月 六甲

●2005.10 2歳11カ月 神戸/六甲山牧場

●所要時間:車で1時間 ●宿泊:国民宿舎


◆秋だよ、行楽だよ、牧場だよ
コゾウ、ぜんまいネズミのように常に動き回り、走り回り、片時ともじっとしておらず、
まさにチョロチョロモード全開なお年頃。
「どこか広~いところに放牧でもしてやれば、さぞかし喜ぶことでしょうな…」と
六甲山牧場 でも行こうか~という話しになったのですが…。

…んが、ここは行楽シーズンは道が混むんですわ。
山と下界を繋ぐルートが数本に限られるうえ、快晴・休日など条件が合うと
びっくりするほど人が押し寄せるので、行きはともかく帰りはホント~に
山から降りるのに数時間かかったりすることも…。
「渋滞キライ・人混みキライ・行列キライ」 の「あんたオヤジか…」な
夫婦にとって、ヤバイ橋は渡りたくないなぁ、と今回も近距離お泊まりコースで決定!

というのも今回は先に宿の目星がついていたのです…。


◆いわゆる『株式会社・神戸』
六甲山牧場のほど近くに神戸市の国民宿舎があるんですが、そこは『株式会社・神戸』と
言われるほどの商売上手・神戸市、数年前にリニューアルして、なんとなんと
プロバンステイストあふれるイイ感じのオーベルジュとなっているのであります~。
その名も オテル・ド・摩耶
料金は国民宿舎クラスで、食事は満足のイタリアン!星を見ながらジャグジーも入れちゃうよ~と
これはいっときましょう!な打ってつけな場所に打ってつけなお宿。
今回はここがあったからお泊まりコースになった…とも言えましょう。
どんな宿かな?楽しみだなぁ~


◆当日は土砂降りの大雨!
当初の予定ではお昼前にゆるゆる出発して、 神戸の中華街・南京町 を、ぶらぶらお散歩しながら
お昼を適当にとって、早めに宿に入りましょう~ということだったのですが…

当日、朝からどっしゃぶり…。
天気予報を見る限りでは明日は晴れると言ってるけれど、とても信じられないような空模様。
あ~しまったなぁ~しくじったなぁ~、お泊まりプランにすると天気が不安なんだよなぁ~と
とりあえず、出かけるだけは出ることに。
明日も雨だったらあきらめて ホール・オブ・ホールズ六甲 でも行くかぁ、と心づもりをしつつ
南京町でお昼ごはん。しかし観光シーズンだけあって、この大雨の中を買い物しつつ歩いてる人が
けっこういるんだ。すごいねぇ、遠方からの旅行の人だったらそりゃ意地でも観光するかなぁ、
とあきれつつ感心しつつ(自分もか(笑))。


◆深い深い霧の向こうに…
雨では仕方ない、と早々に南京町は切り上げて宿に向かう。
が、車で山を登るに連れてどんどん霧が深くなっていく。雨はあがったものの、目の前数メートルも
視界がきかなくなり、道案内の看板が読めずに途中で道を間違えたこともあって
着いた頃にはもうどっぷり日も暮れていた。
ホテルはライトアップされてキレイだったんだけど、ロビーの窓から下界を見ても一面霧の海!
まるで霧の中に浮かんでる孤島みたいで、昼ならともかく夜はちょっとコワイですね。
本来なら神戸の夜景が一望に見えるはずの展望テラスもさすがに真っ白でした。。。

<閑話休題>
有栖川有栖の推理小説「ダリの繭」の終盤・探偵が事件の種明かしをするシーンで、
舞台は事件現場である六甲山の被害者の別荘、全員が集まり、ものすごい霧ですねと言う主人公に
「ここいらに霧はしょっちゅうだ」と答えるシーンで後ほど「そうそう!」と深く頷いたワタシ。。。

ダリの繭新版


◆メシうまー!ホテルきれー!
まだ新しいホテルなので、部屋もキレイ、ジャムやチーズ、ワインなどの物販も充実してて
恋人同士だったら夜に部屋でワインパーティしてもいいだろうな~という感じ。
食事もイタリアンのコースでお味も大満足♪ 食事はコース3つしかないので、子供用には
パンとオレンジジュース(+席料)で1000円というオプションが用意されていました。
どうせ食事は取り分けで十分だし、これはとっても便利でした。
コゾウも長めの食事によく付き合ってくれ、夜も一緒のベッドで爆睡。
夜中に目が覚めたダンナがふと散歩に出ると、霧が晴れてみごとな神戸の夜景が見えたらしく
ゴ~ゴ~寝ていたワタシをたたき起こしてくれました…キレイだったけど眠かった…(笑)


◆快晴!
天気予報はちゃんと当たりました。朝になれば快晴!

オテル・ド・摩耶から
ホテルの玄関からの眺め。緑が美しい…

オテル・ド・摩耶外観
ホテルの外観 あんまり写真が無くて残念

朝ごはんは洋食のバイキングで。パンがおいしい~~!牛乳おいしい~~!!
あのパンはどこのなんだろう…聞けばよかった。フロントでもパンと焼き菓子を売っていたので自家製なのかなぁ。


◆快晴…されど寒し
食事も済んで、いざ六甲山牧場へ!…が寒い!!予想以上に寒い!!
時期は10月半ばだったんだけど、雨上がりのせいか、はたまた山の気候なのか、トレーナーが欲しいほど寒い。
コゾウは厚手の上着を持ってきていたのでよかったけど、自分は羽織もののカーディガンの前ボタンをびっちり留めて
なんだか妙な格好。頼む、写真は撮らないでくれ…

さすがに開園1時間もたってない時間では、なかもガラガラ~。
コゾウは予想通りみごとに放牧されていました。

六甲牧場
急斜面も何のその、上へ下へかけずり回っております。

六甲・子ヤギたち
ちょっとビビってますな。子ヤギは遠慮なくエサねだりまくり


昼前になると気温は一転、急上昇。朝はあんなに寒かったのに、お昼になる頃にはTシャツでもいいぐらいに。
気温の寒暖差が激しい…。この時間帯になるとぞくぞくとお客さんも増え、駐車場もいっぱいに。
存分に走り回ったコゾウを回収し、お昼ごはんを取ってワレワレは撤収~。
楽しい行楽でした!



◆おまけ
六甲山牧場の近くに 弓削牧場 というフレッシュチーズの有名な牧場があるんですが、ここの商品の一部が
六甲でも置いてました。あったのは牛乳とフロマージュ・フレ、カマンベールチーズ。

弓削牧場

フロマージュ・フレはジャムを付けてもおいしかったし、なんとわさびと醤油でもいけました!
弓削牧場は観光農場ではないのでご注意を。なかにはチーズ専門のレストランもあるですよ~。







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