10:30 レット・ミラー(Rhett Millor)@モビリタ・ステージ ストレートなロックン・ロール。爽やかな二枚目。そして、腰を振ったり、肘から先での風車カッティングなど、観客を盛り上げようとする努力を惜しまない。ドモアリガトゴジャイマス、のような(なぜかアジア系の発音に聞こえる)日本語もいっぱい使っていた。明らかに顔が赤かったので、ひよっとしてと思ったら、途中でビール("Beer"じゃくて日本語の"ビール")カンパーイと言って、ひと口。夏フェスらしいな。好感の持てるステージでした。 [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.MY VALENTINE 2.METEOR SHOWER 3.HELP ME SUZANNE 4.THE EL 5.THIS IS WHAT I DO 6.WORLD INSIDE A WORLD 7.DISAPPEAR 8.COME AROUND 9.SINGULATAR GIRL 10.OUR LOVE
12:50 リチャード・ジュリアン(Richard Julian)@スクウェア・ステージ ノラ・ジョーンズのプロデューサーがどんな人かちょっとだけ観るつもりだったのに、なかなか離れづらかった。正直言って華があるタイプではないが、メロディーのセンスが素晴らしく、歌も上手い。 [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.LOVE OF MINE 2.COLD GREY SKY 3.IF A HEART BREAKS 4.SHORT BIOGRAPHY 5.DON'T WAIT UP 6.PHOTOGRAPH 7.GOOD LIFE 8.DAMN 9.MAKING MOVIES 10.CAN'T GO BACK 11.SLOW NEW YORK 12.CHEAP GUITAR
13:35 プリテンダーズ(The Pretenders)@モビリタ・ステージ プリテンダーズ、というより、クリッシー姐さん! ステージに登場し開口一番、I can't speak Japanese. But I can speak Rock. かましてくれます(そのくせドモアリガトって言ってたけど 笑)。キザなお辞儀やジャケットを脱いだタンクトップ姿も含め、一挙手一投足すべてが絵になります。世の女性はクリッシー姐さんを目指すべきです。他のライブよりも前列に女性(外国人も)が多かった気がします。MCで、次の曲はJeff Beck(交流があるらしい)のようなギターソロがあります、というジョークを多用していた。 [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.MESSAGE OF LOVE 2.NIGHT IN MY VEINS 3.HUMAN 4.LOVE COLOURS 5.TALK OF THE TOWN 6.DAY AFTER DAY 7.TIME THE AVENGER 8.THE LOSING 9.KID 10.CHAIN GANG 11.DON'T GET ME WRONG 12.FOOLS MUST DIE 13.MIDDLE OF THE RD 14.(MYSTERY/PRECIOUS)
15:00 ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)@モビリタ・ステージ 横からうまく回り込んで前列中央へ。いかしたオヤジたち、万歳! 現在の彼らは懐メロライブバンド、と言ってしまっていいと思うのですが、その分ステージ・パフォーマンスも含め1曲1曲練りこまれている感じがします。アコギ2本だけやリズム体だけのインスト曲もあったりしてバラエティ豊富(順次休憩をとる意味もあるのでしょう)。Long Train Runnin', China Grove, Listen To The Music, といった、観客が最も望んでいる(しかもノリのいい)曲を最後にまとめて演奏し盛り上げて〆るあたりも、熟練のライブバンドらしさ。最後にめちゃめちゃカワイイ女の子が登場したけど、トム・ジョンストンの娘!? お父さん、って呼ばせて頂いてよろしいですか?(笑) ピックやスティックを大放出していたけど、取れなかった。残念。 [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.DANGEROUS 2.ROCKIN' DOWN THE HIGHWAY 3.THIS TRAIN 4.EXCITED 5.JESUS IS JUST ALRIGHT 6. 5 CORNERS 7.STREETS 8.DON'T START ME TALKIN 9.TAKE ME IN YOUR ARMS 10.LITTLE BITTY PRETTY ONE 11.BLACK WATER 12.LONG TRAIN RUNNIN' 13.CHINA GROVE 14.WITHOUT YOU 15.LISTEN TO THE MUSIC
16:50 ジェフ・ベック(Jeff Beck)@モビリタ・ステージ ドゥービー・ブラザーズで精力を使い果たし、最後方(喫煙エリア)へ撤退。座り込んで、夕食(クスクス500円、ナチョ・チーズ350円、ダイエットコーク150円)を食べたり、煙草を吸ったり。宵の迫る中、硬質なギタープレイをまったりと聴く(実は前列よりも、後ろの方が音響的には良かったりする)。あれだけ独創性のある演奏ができるって、いったいどんな脳みそ、どんな指先してるんだろ。そんな事を考えているうちに、アンコールのOver The Rainbow で1時間ちょいのライブが終わる。あれ、予定より短くない? [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.BOLERO 2.STRATUS 3.YOU NEVER KNOW 4.CAUSE WE’VE ENDED AS LOVERS 5.BEHIND THE VEIL 6.LED BOOTS 7.NADIA 8.ANGEL (FOOTSTEPS) 9.SCATTERBRAIN 10.BIG BLOCK 11.STAR CYCLE 12.PEOPLE GET READY 13.PORK PIE HAT/BRUSH WITH THE BLUES 14.BLUE WIND 15.LOPSY LU 16.SCOTTISH ONE 17.SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
18:40 サンタナ(Santana)@モビリタ・ステージ 他のステージは全て終了し、残っている客(こんなにいたんだ)は全員モビリタへ。最後がラテンというのは、お祭りっぽくていいですね。ひとつ前がアバンギャルドなジェフ・ベックというのも対比の妙として面白い。カルロス・サンタナのギターは熱さと涼しさの混ざり具合が絶妙で、それを夏の野外で聴くというのは最高の贅沢です。帰りやすいように、なんてケチな考えでステージ脇のベンチに腰掛けていたのですが、special guest...... Jeff, Beck !! というMCが耳に飛び込んで、前に駆け出す。 [SET LIST(主催者発表のもの)] 1.Jingo 2.Historia 3.Our Load's Prayer/Mr. Mystery/Batuka/No One to Depend On 4.Concerto/Maria Maria 5.Foo Foo 6.I Am Somebody 7.Corazon Espinado 8.Incident at Neshabur 9.BMW/Gypsy Queen 10.Oye Como Va 11.Apache/Smooth/Dame Tu Amor 12.Soul Sacrifice 13.(Angel Chant) Into the Night