オシャベリみゆの独り言

オシャベリみゆの独り言

アイツから彼へ




クリスマスがすぎ、もう来ないだろうと思っていた矢先、アイツが来た
かなり冷え込んだ夜、かなりの薄着で現れた。

ガタガタ震えて。

冷えた身体で私を抱き寄せ

「逢いたかった…」
「もう分かったから…結婚しよう!」
「今日から、ちゃんと彼女になってください」

などなど、色んな言葉を浴びせられた。


妹の事、マスターとの事…色々あって益々私は男の人の言葉が分からなくなってる。
それに、この人には度々腹を立てさせられてきた。

だから全てを真に受けることが出来ない。

懐かしい・微妙に居心地いい抱擁。

寂しさに溺れてる私には、突き放す余裕はなかった。


身体を預けてしまった…


また同じ事を繰り返すかもしれない。

でも、もう一度付き合ってみるのもいいかもしれない。

“信じられるやろか・・・”


その不安は確かにある。

今まで、この人に対してはすぐに腹を立ててた。
何故かはわからない。
言う事・する事・メールの文章…イライラさせられる事が多かった。
私の辛抱が足らないのか?

今度は少し我慢して、この人を見てみようか…

本当に私たちは合うのかどうかを・・・。


信じてない人と付き合うのって、あかんかなぁ?

この人が、本気で愛してくれてると、私も心の底から愛せるという核心が持てるまで
この関係は公にしないでいるつもり。
ズルイかもしれないけど、本当のところ…恐いから。

あと…

やっぱりマスターへの想いが捨てきれない。


だから・・・・


一応…「アイツ」から「彼」になりました。
いつまで続くかわからないけど。


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