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052613
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雨のちハンターだまり♪
ハンター
目を開けると、空は緑だった。
(・・・・あ・・?)
訳が分からず体を上げる。
見た事もない景色。見た事もない物体。
その内の1つが、私に話しかける。
「やぁ、おはよう。こ・・・う・あby・ふぃぶにd」
もとより記憶など無いのに。
私の記憶はそこで途切れた。。。
(研究図書特別禁書の棚の書物より)
目を開けると、そこには・・・・
「ってうおぁぁぁ!?」
「よっ!ミズキ!」
「近い!・・・ここは村か?」
「あぁ、お前また派手にやられたなぁ♪」
「かすり傷だ」
吐き捨てる様に言ってベッドを降りる。
デビルだった。
起きあがったとき、その距離僅か3センチ・・・。
心臓が飛び出るとはよく言ったものだ・・・。
とりあえず傷は治ったらしい。
しかし一体何日寝ていたのか。
馬鹿みたいに体の調子が良いのであるが、あの2人の機嫌は良くはないだろう・・・。
mizuki「おはよう御座いますそんち
「戯けがぁぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃ;」
「自らならば傷ついても良いと思ったか!
えぇぃお主はやはりワシが根性を叩きな
「村長、もうその辺で良いでしょう」
村長が顔を上げると、ワタが居た。
「一番懲りたのはミズキだと思いますよ」
しかしだな!と言いかけた村長を無視して
ワタはミズキを手招きすると旅団本部(といっても村長宅の一室である)
へ向かった。
少しきしんだ音を立てて、格調高い彫刻の施されたドアが開く。
古くさい空気があたりに広がり、同時に心地よい香りが五感を安らげる。
おそらくリラックス効果のあるハーブであろう。
皆が落ち着いて話すための場所なのだから、手も込んでいた。
ワタのからだがサッと横に退き、ミズキの目の前には
旅団メンバー全員が座れる円卓が現れた。
「驚いたかい?」
ワタが言う。
「ここは昔(といっても2年弱ほど前)からずっと使っている会議室。
別名円卓の間だ。少し大事な話があるから、そこに座ってくれ」
言うとワタは、その中の1つの椅子を指し示した。
ミズキの正反対側に座ったワタは、こう切り出した。
「・・・単刀直入に言おう」
目の前の男の真剣な顔に、ミズキも姿勢を正した。
「旅団の1人として戦う気はないか?」
意外だった。
自分はレウスと戦って負けた。
誰も来なければ死んでいたというのに、彼はなんとハンターになれと言う。
「もちろん無理にとは言わない、君にも君の場所があるからね」
場所など無かった、王は死んだ。・・・と、
そう思いながら黙って話を聞く。
「今まで黙ってきたが・・・、可愛い後輩だ、話しておこう」
後輩・・・・?訳が分からない。
しかし、ワタの取り出した剣で全てがつながった。
「え・・・?あぁその剣は!!
と言う事はあなたは!!」
「王立騎士団3番隊【ウェール・ランパ-ト】総隊長。ワタ=ネイル=シュバルツだ。
思い出したか?ミズキ君。あの時君と手合わせしたね」
忘れるはずもなかった、
入団試験の時、唯一負けた試験官。。。
唯一”強い”と思えた人物。
その時試験終了のホイッスルとともに遠ざけられたあの剣が
今、目の前の男の物だと分かった。
「しかし何故あなたがこんな所に?あなたほどの腕なら連隊長にだってなれたはず・・・」
「逃げたのさ、ハンター達と」
ミズキは聞かされた、その時からゾシモスの動きに不穏な点があった事。
そして、ナナ達に会って3人で王国から逃げた事。
ナナ達はその時、ワタと同じく王国の中の異変に気付いていた。
当時ワタは15歳、ナナが18歳の時だった。
ある任務で、彼は街へ出た。
砂漠地帯の街にある、手工業綿製品の会社へ行く任務であった。
任務と言っても、ワタはこの手の事が大嫌いだった。
-------取り立て屋。王国の差し金。
王に忠誠を誓ったはずが、いつの間にかおかしな方向へ
国は動いている。近頃の王は政(まつりごと)を繰り返し
日日に国民の負担はつのる一方であった。
ナナは、ワタが向かった街のハンター自警団
【シード・オリジン】の隊長であった。
ハンター自警団と言っても、人員は殆どが民間人。
ハンターは4分の1にも満たなかった。
ワタが訪ねた紡績業者は、なんとナナの実家だったのだ。
この地域では、季候が糸虫(蚕の様なもの)にあっていて
特殊な染料が取れるため殆どの家は紡績業を営んでいるのだ。
(ナナが青クックの染料を欲しがったのも、染め方を知っているからである)
国の役人5名に連れられたワタは
我が物顔で街を突き進む役人達を疎ましく思いながら、やがて目的地へと着いた。
一番先頭の男(役人というよりSPであろう)は、がたいが良くて
それを周囲に強調するかの様に息を吸って体をふくらませると
次の瞬間にドアを壊す勢いで押し開けた。
ものすごい音があたりに響く。
何事かと見ていた町人達はすごすごと路地へ引っ込み
あたりは急に静かになった。
「オイこらテメェら!いつまで待たせりゃ気が済むんだ馬鹿野郎!」
(うるせぇよデカブツ・・・眠いってんだ・・・)
声に驚いて冷や汗を垂らしながら、中年の男が近づいてくる
どうやら店の主人の様だ。小刻みにふるえている。
「あの・・・あ、あと一週間お待ち頂けませんでしょ・・・・うか・・・?」
思い切りふんぞり返った役人の男が、SPの後ろ側から怒鳴る。
「一週間?何を言っているのだねセルム君、ちゃんちゃらおかしいね。
もう一度言ってくれないか?」
(虫酸が走る・・・・)
「で・・・すから、その・・。一週間期・・・・限を延ば・・・して頂きたいと・・・・」
青い顔は今にも取れて落ちてしまいそうだった。
「黙れ野郎!誰のお陰で商売できてると思ってんだボケがぁ!
テメェ等なんぞ王国の支援がなければそこら辺で干涸らびているのだぞ!」
これを聞いて、ワタの中でなにかが切れた。
先ほどからムカムカしていたものが一気に爆発した。
見れば、大きな立派な会社だ。
雇用人数も通常以上。奥に見える作業場では汗水垂らして町民が働いている。
国の支援がなければ?
巫山戯るな。(ふざけるな)
これだけ大きければ、稼ぎは出る。
ここで出来た製品を法外に安い値段で買い取っているのが丸わかりだ。
おそらく、土地の保証をしてやるとか何かで脅されているに違いない。
SPに向かって手が出る前に。
大きな声がした。
「父さん!!!」
「あぁ、ナナ・・・・」
「父さん、またこいつ等ね?父さんが応える必要なんか無いのよ!」
そう言うとナナと呼ばれた女は父親を作業場に下げ
SPと一対一で向き合った。
「あんた達には二度と来ないでって言ったはずよ?」
「うるせぇアマ。すっこんでろ」
SPはまるで相手にしていない。
彼女が腰に下げているのは剥ぎ取り用のナイフだというのに。
「あんた達は!この会社の利益を自分たちで美味しく吸って
私たち町民の事なんか何も考えちゃ居ない!クズ以下のクズよ!!」
「てめぇいいやがっ
そこから先は出なかった。
気付くとSPの男は刺され、痙攣している。
SPらしからぬ最後だった。
彼女が動くとほぼ同時に、役人が彼女の腕をひっつかんだ。
「何すんのよ!放してッ!」
《ナナサイド》
一瞬だった、掴まれていた両腕が重くなり
掴んでいた男達は地面に崩れ落ちた。
「他愛もないな・・・」
目の前に1人だけ残った男は、鷹の様な冷たい目で役人達を見据えていた。
その目には、ナナが今まで知り得ない様な、飛竜類にも似た殺意がまだみなぎっていた。
少したって、今置かれている状況に気付く。
------私は人を殺した。それも政府の役人を-----
目の前の男も国側の人間だ・・・、しかしなにか様子が違う。
ナナは剥ぎ取りナイフを構えて男の言葉を待った。
「さぁて、ここから逃げましょうかね。っと」
そう言って顔を上げた男の顔は、何故かほほえんでいて
そしてナナはその男の若さに驚いた。
明らかに自分より年下だが、この歳で国に付いているとは一体どこまで強いのか・・・。
訳が分からずボーッとしていると、少年がせかした
「何やってるんですか、早く!
1日もすれば国から新しく人が来る、その前にこの工房ごとトンズラしましょう!」
「え・・・・・・で、でもあなた国の人間じゃないの・・・?」
「少なくともあんな馬鹿ではないですよ、さぁ早く親父さんに伝えてやってください!」
小さく頷いて、私は走り始めた。
少しドキドキしていた、なにかが変わり始めたのを頬を切る風で感じた。
《ワタサイド》
さて、どうするか。
この村は切り立った崖に沿う様に作られている。
出口は当然その下側になるのだが、そこには政府の検疫施設がある。。。
色々考えていると、先ほどの女性が帰ってきた。
「連絡終わったわ!重要な機材だけ持って行く事にしたわ、潰れたら元も子もないし・・・」
「早かったですね、それで大丈夫です。しかし」
少し間をおいて俺は喋った。
「ここまで指示しといてあれなんですが、政府側以外の出口はないのでしょうか?」
女性はあっけにとられた、ポカーンと・・・。
何も考えてなかったんだ。と言いたそうな雰囲気で。
2秒くらい考える格好をして、閃いた様に笑った。
「昔使ってた坑道が、村の東側にあるわ。きっと馬車とかも抜けられると思うけど・・・」
「よし、そこでいきましょう。私は貴方の親父さんに会ってくる。
貴方も荷物をまとめてすぐに来てください」
再び小さく頷くと、女性は駆けていった。
あ、また名前を聞かなかったな・・・。
《ナナサイド》
3分後、薬や包帯、水と食料1日分、朝に弱い自分のための目覚まし時計をリュックに詰めて
私は部屋を出た。
そのままパパの元へいくつもりだったけど、途中で90°向きを変えて
友の元へと走った。
ドバン!
「クロちゃん!いる!?」
・・・返事がない。
「クロち
「あぁもうはいはい、どなた~?」
出てきたのは1人の少年。
名をクロノ・ゼルファーと言う。
・・・しかし、もう昼なのに見るからに寝起きだ。
ナナは呆れた顔を下に向けた、
そして少年の顔を見上げると同時に言葉を発した。
「急いで!村を出るわよ!」
「あ・・・?寝ぼけてんのかよナナネェ・・・ふぁぁ~」
次の瞬間渾身の右ストレートがクロノの左頬を捉えた。
「どっふぁ!」
「馬鹿クロノ!さっさと支度する!」
「ひゃ・・・ひゃぃぃ;」
いつもの服に着替えてきたので、
ナナは帰って来れないかも知れないと教え、クロノにハンターの装備を着てくる様にいった。
「なぁ、ナナネェ。何で村を出るのに戦闘服なんだ?」
「・・・・・。ゴメン・・・・。」
《クロノサイド》
あの勝ち気で明るいナナは、目の前の彼女ではなかった。
何だか気味が悪くなって、それ以上俺は聞かなかった。
少し走ると、坑道前の広場に出た。どうやらただ事ではない・・・。
1人の男・・・、って俺とそんなに変わらないな。
俺並みにイケメンの少年がこちらに近づいてきた。(余談だが俺の方が格好い i (ぐっふぁ
「少し遅れましたね、そちらの方は?」
「俺はクロノ・ゼルファーだ、あんたは?」
「申し遅れてすまない、ワタ=ネイル=シュバルツという。
国の依頼でここまで来たのだが・・・」
少し間をおいて少年は言った
「少し厄介ごとに巻き込まれてね。いや、自分から首を突っ込んだんだけど」
「私も名乗ってなかったわね。ナナよ、そのまま呼んでちょうだいね」
ようやく・・・・、全てが動き始めた。
そして3人は、ココットの村へ流れ着き今に至るという。
ナナの親父さんはまだどこかで染料の研究に励んでいるらしい。
話し終えて、ワタは言った。
「率直に言って、この混色旅団はレジスタンスと同じだ」
(レジスタンス・・・・・・・・!?)
「君も気付いたとおり、ゾシモスは国を乗っ取るつもりだ。
そしてその計画は90%完成している。しかし・・・・・
我々は諦めないつもりだ、必ずあの男が国の舵取りをする前に潰す。
そのための諜報組織も兼ねている。驚いただろう?」
「はい、正直何が何だか・・・。貴方は王が殺されたのをご存じでしょう?」
「無論、知っている。残念な事だ・・・」
「ゾシモスを討って、その後王権はどうするのです?
貴方が成り代わるのですか?」
ワタは笑いながら言った
「馬鹿な、私はそんな柄じゃない。王権はまだ生きている王子にでも回るだろう」
そして、その王子が抹殺される前に計画を阻止する事が目的だ。
ともワタは言った。
ミズキは考えていた、これは復習のチャンスだ。と。
そしてそれとともに、失敗すれば完全な反逆者となる。と。
迷いは・・・無かった。
「・・・戦いましょう。奴を討つためなら!」
「よく決意してくれた、ミズキ。
明日、君に試験を出す。今日は休むと良い」
運命の歯車が、噛み合い始める音がする・・・。
《次章へ》
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