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☆☆☆裁判へ・・・
初めから法廷で争うのではなく、和解裁判だった。
9月より月に一度、行われる事になり後日、日程が知らされた。
しかし第1回目は、被告側だけと言うことで私達は行かなくていいと
弁護士から連絡が入る。
裁判がどのような物であるか・・・
私達には検討もつかない。テレビドラマで見た裁判模様しか浮かばない。
「でもどうして別々なの?・・」と不思議には思ったが
身近に経験した事がない以上そんなものなんだと思った。
「第1回目が終ったあと、次回の日程が組まれるので連絡します」
弁護士に言われていた私は裁判初日、電話が気になって仕方なかった。
夕方弁護士から電話があり「次回は10月のO日に決まりましたが
こちらはまだ行かなくていいようです」
「えっ?何故ですか?」私は家裁の審判の時のように
少年事件なのでまたこちらが何も言う事が出来ないまま
終ってしまうのではないかと不安になった。
しかし弁護士が言うには「被告側が 事の重大さを少しも
認識しておらず和解の話し合いに入る以前の問題です。
裁判官が、被告側の責任でどういう状況になったのかと
かなり諭したようですが・・・」と言われた。
「私達と話し合いをした時のままの感覚なんですね?」と私。
「そのようですね・・」
大体相手側が 裁判の日程が決まっていたのに、弁護士をつけたのは
期日2日前だった。
相手側弁護士の言い分は2日前に依頼を受けたばかりで
調査不足というものだった。
裁判期日まで一ヶ月以上あったのに相手側は何をしていたのか・・・
結局ついた弁護士も自分達が入っている個人賠償保険の顧問・・
つまり保険屋の弁護士だ。
呆れて物が言えなかった。
私は良いと言われる弁護士を探す為にいろんな人の紹介を
受けたりしながら 半年かけて7人の弁護士と話をした。
数人目にすごくいい弁護士に巡り合えて2時間掛けて
話を聞いてもらい、その先生で話は決まるはずだった。
ところが・・・
実は私達は民事を起こす時、最初にRYUが運び込まれた病院も
訴えるつもりだったのだ。
私はどうしてもICU担当の医師が許せなかった。
腕がいいと評判・・だったらしいがとても気分屋な医師で散々嫌な思いをした。
何より感染症になった原因は病院側にあると思っていたからだ。
そこの病院は確かに大きくて設備は整っていたが、ICUには無菌室もなかった。
入院当初から担当医は 何かにつけて「感染症を起こさなければ・・」
と言う言葉をいつも言っていた。
感染症になるかもしれない・・・医師達は予測していたのだ。
それなのにICUへの管理は広いフロアにベットが並べられ
見舞いに来る家族は入る前に滅菌ロッカーに入っている白衣を着て
頭にキャップをかぶり手を洗うだけ・・・
靴はスリッパに履き替える物の バックやコートは手に提げたまま
酷い人は手も洗わずに入っている。傘をさげたままの人もいた。
看護助手は、重体、重症患者がいるのに 業務用の掃除機をガーガーかける。
そんな中でRYUは感染症になってしまった。
『MRSA』その頃ニュースの話題にもよくのぼっていた。
私は感染後、しばらくして担当の医師に聞いた。
「何故感染症にかかってしまったのですか?」
医師は「MRSAのブドウ球菌というのは、日常どこにでもある菌です
普通健康な人であれば感染にはなりませんが病気や怪我で
RYU君のように体力がない患者さんには感染してしまうのです。」と言った。
私は「ではその菌はこの病室にも?」と聞くと「日常何処にでもある菌です」と答えた。
この頃の私達はRYUが助かる事が第一で病院の責任がどうのという
頭は回っていなかった。
私の母は昔 準看ではあるが看護士をしていた為
ICUの婦長に何度も食って掛かった事がある。
何故無菌室がないのか、これでは一般病棟と変わらず感染を
起こしても仕方ないと分かりきっていたのではないかと・・・
「症例がない・・」という言葉で手術も体力のギリギリ限界まで
してもらえずそんな中で感染を起こす事は目に見えていたのではなかったか・・・
私はRYUが入院して一般病棟に移った数ヵ月後から
感染症についても本を読み漁り勉強した。
もっと早くそうしていれば 無菌室のある病院に転院する事も
考えられたのかもしれないが容態が安定するまでの約5ヶ月
手術の繰り返し、RYUの看病で他の事を考える余裕がなかった。
この病院の名前を出すまでその弁護士は「それは完全な病院の責任です」と言った。
訴えても私達が勝てると・・・
だが病院名を聞いた瞬間 弁護士は「私が今の今まで受けるつもり
でしたがその病院では受ける事が出来ません」と言う。
「何故ですか?私は是非先生にお願いしたいんです。」と言った。
何故ならこの弁護士は医師会の顧問をしており医療ミスなどの
裁判ですごく評価を受けている方だったからだ。
「私は医師会の顧問でもありますが、その病院の顧問弁護人でも
あるのです」「はい?」何だって?・・・と思った。
「私は受ける事はできませんし、大きな声では言えませんが
話の内容は病院の責任に間違いありません。
あそこの感染症に対しての対策はきちんと出来ている・・とは
言えないからです。ただ病院側の顧問である私が訴える側につく事は出来ないのです」
確かにそうだと思った。
話をしていてもとてもいい弁護士だとわかりこの先生ならと
思っていた私は一気に力が抜けてしまった。
「私でなくてもこの一件は必ず勝てます。心配しなくても大丈夫
ですよ」と言われ その先生の推薦する弁護士を教えてもらい帰った。
その後 私はその先生に推薦された2人の弁護士に会い
そのうちの1人に決めたのだ。
ここは弁護士事務所で数人の弁護士がいる。
その中の2人でこの件を受けてくれる事になった。
大きな裁判になるので1人では調査に手が回らないからだ。
しかしかかる費用は同じだと聞いて安心した。
「2人と言う事は・・弁護費用も2倍?」と思っていたからだ。
医療ミスの裁判と言うのはとても立証するのが難しい。
しかしこの先生方も勝てると言われた。調査が数ヶ月続いたが
最終的に私達は病院を訴えなかった・・と言うより相手側に
病院を引っ張り出させる事にしたのだ。
私達にとって 被告側がA君だけでも病院と一緒でも
金額が変わってくるわけではない。
元々A君の両親は「怪我の原因は家にあるかもしれないが
感染症になってここまで酷くなったのは病院の責任ではないですか?
病院を訴えたらどうですか?」と市役所の無料弁護相談で
聞いてきた事をそのまま私達に言った事があった。
その時の私達は「責任逃れするのか!!」と切れたが・・・
私達が直接病院側を訴える事に躊躇したのは病院の全てを
憎んでいた訳ではなかったからだ。
確かにICUの担当医は気分次第でRYUに辛く当たった。
入院後一ヶ月ぐらいは良かったのだが 食べられないRYUに
食事を取らなければ治るものも治らない、自分達医師はその手伝いを
するだけであんた本人が治す気がないなら治療しても仕方ない・・
など平気で言った。
言っている事はごもっともだが 前のページでも書いたように
RYUの状態でモリモリ食べられる人間などいるだろうか・・
毎日の点滴でRYUの両腕には針をさせる血管がなくなり
下手な看護士が針を刺すのはRYUにとってとても苦痛だった。
幼児返りをしていた事もあり、RYUがグズグスいうと
「そんなに治る気がないならもうしらん!!」と看護士に
点滴を抜けと命じた。
私は驚いた。知識がないとはいえテレビや本の情報で
ブドウ球菌には バイコマイシンという抗生剤しか効かない事を
知っていたし その点滴をしないと言う事は菌の繁殖を
抑えられないという事だ。
慌ててRYUを叱った。病院に入っている以上悲しいかな患者は
医師には逆らえない。
「先生に謝って治療をきちんと受けますと言いなさい」と・・・
しかしRYUは「針を何度も何度も刺し直す看護士が悪い」と言う。
「それは分かるけどMRSAにはこの薬しか効かないんだよ
もっと悪くなったらどうするの」と私・・
今考えると何故その理不尽な医師に言いたい事を言わなかったのか
悔やまれる。
結局2日半その点滴はしてもらえず 婦長に言っても
「薬休めもしないといけないから大丈夫ですよ」と訳の分からない
答えしか貰えなかった。
その医師の事は今思い出しても殴りたいほど腹が立つ。
しかしICUの看護士の殆どがRYUに献身的に看護をしてくれた。
数人を除いては本当によく可愛がってもらったのだ。
それに一般に移ってからの担当医も腕は別としていい先生だった。
何でもおかしいと思う質問には答えてくれたし手術ひとつ、
治療方針ひとつにしても毎回きちんと説明をしてくれた。
MRSAの事を私が訪ねて答えてくれたのも この医師だった。
そんな事を主人と話すうちに病院を訴えてやるという気持ちに迷いが出たのだ。
元々私達は多額のお金が欲しくて裁判を起こす訳ではなかった。
確かにRYUの将来、老後を考えるとある程度の保障は
してもらわなければいけない。
でも私達の一番の目的は A君の両親に責任を認識させ
A君自身にも一生忘れさせたくない・・という思いだ。
A君の両親がもっと誠意を持って話し合いを望んでくれれば・・
身障一級になってしまったRYUにも責任があると言わなければ・・
何より家は加害者ではない、お宅にも責任がある、怪我をした方を
被害者と言うだけなどとふざけた事を言わなければ・・・
裁判などしなかったのだ。
だから私達はこちらから病院と両方を訴えるのではなく
A君側に出させるつもりだったのだが・・・
この考えは思うように運ばなかった。
私達の弁護士も間違いなく相手側が払う金額を減らす為に
感染症に関しては病院に責任があると相手の弁護士が言い出す・・
と言っていたのだが 結局その弁護士は保険屋の弁護士で
保険事態は裁判がどう転んでも残りを全額出さなければ
いけないし 弁護士事態に報酬があるわけではない。
要はA君側は無料弁護士を雇ったようなものなのだ。
弁護士側からすると報酬も取れない、保険金額も全額出さなければ
いけない。そんな中で病院に対し、事件に対し多額の費用を
使ってまで勝訴する意味もない裁判だったのだ。
私達も相手側にその弁護士がつくと分かったのは 初日の
二日前・・対処のしようがなかった。
相手側に任せようとした誤算と、病院で良くして頂いた人達への
迷いで私達は病院を訴えるのは止めたのだ。
何をどう考えてもA君が押したりさえしなければ感染症にも
ならなかったのだから・・・
裁判はそれからも月一回のペースだったが初めに書いたように
相手側の認識のなさから 裁判所と被告側の話が煮詰まらず
結局私達が始めて呼ばれたのは 5回目、5ヵ月後の
和解の席だったのだ・・・
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