★★★AMIの妊娠



今年の2月待ちに待ったAMIの生理がきました。
一度目は去年の8月でその時交配させましたが
出来ませんでした。今年は失敗のないように
日数を数え2月の24日と26日の2回
8年前からお付き合いのあるブリーダーさんの所へ
連れて行きました。産まれたら女の子を一匹
残すつもりだったので、今回RIKUとは
交配させませんでした。ブリーダーさんの所の
チワワは白とフォーンのパーティーカラーで
RIKUよりちょっと男前(笑)でした。
家族以外、怖くて仕方ないAMIは最初は
牙をむいて男の子を寄せ付けず無理かなーと
思ったけどさすがにブリーダーさんはプロで
あっという間に完了させました。


犬の妊娠期間は約2ヶ月ですが、実際に
お腹が出てきて妊娠してるってわかるのは
一ヶ月を過ぎてからです。AMIも一ヶ月経つ頃、
何度かゲ~ゲ~していました。
「今回は大丈夫かな~」と思った数日後
お腹がみるみる大きく・・・つわりのせいか食欲がなく
少しも体重が増えないので病院へ。
獣医さんが「体に害がないものなら何でも
あげて下さい。お腹の子に栄養を取られるから今は
たくさん食べさせて」と言われ病院で栄養価の
高い缶詰を買って帰りました。
普段はドライフードですがめずらしい缶詰に
食欲も増したみたいで毎日ササミや野菜など
バランスを考え食べさせました。
我が家の子供達は「人間の自分たちより良い物
たべさせてない?」と嫌味を言うほど・・・
正直自分の出産の時より楽しみだったりして(^○^)
交配から50日ぐらいで病院にレントゲンに行きます。
子供の頭数の確認と大きさを見て自然分娩できるか
帝王切開になるか決めるためです。
AMIのお腹には4匹がきれいに並んでいました。
「下の2匹は 自然でいけそうだけど 
上の2匹が逆子だし結構大きいので帝王切開の方が
安心かもしれませんね」と言われ
先生にお任せする事に・・・
後はお産の傾向を気をつけて待つだけです。
AMIのお腹ははちきれそうな勢いで本人も動くのも
おっくうそうでした。
予定では4月の24日以降と言われていたのですが、
22日の朝からソワソワしているAMI・・・
「まだ早いしなー」と思って様子を見守りました。
獣医さんに「犬は妊娠期間が60日しかないから
一日でも長く母親のお腹にいた方がいい、
特にチワワは小さいから一日早いだけでも
毛並みが悪かったり弱くて死んでしまう子もいる」と
聞いていたのでとにかく陣痛がくるまでは・・
と思っていました。お昼を過ぎると「巣作り行動」が
激しくなって来ました。
犬は出産前になると本能からか穴を掘るような
行動をしきりに取り巣を作ろうとします。
サークルに育児が出来る準備をしていましたが
AMIはお気に入りのソファーの上で巣作り行動を
繰り返しています。
そのうちタオルケットの中にもぐり込んでジーっと
しているのを見てもしかしたらと思い病院へ電話。
「すぐに連れて来て下さい。」と言われたので
病院へ行きました。先生に診てもらうともう
陣痛が始まっていたのですぐに手術の準備に
入りました。30分後「中へどうぞ」の言葉に
手術室に入ると4人の看護師さんが一匹づつ持って
体を拭いたり呼吸を促していました。
AMIはまだ手術台の上で先生が縫合をしています。
産まれたベビーは ブラック・ホワイトの男の子2匹
 フォーンの男の子1匹 白黒パーティーの
女の子1匹でした。
先生が「どの子も粒ぞろいで日数が早かった割には
大きくて元気です」とおっしゃいました。
シーズーのお産は家で10数回経験している私も
チワワのベビーを見るのは初めてで思ってたよりも
大きかったのでちょっとビックリ・・・
「麻酔がまだ完全に切れていないので
2時間程して子供を一緒にして下さい」と言われ
家へ帰りました。

2時間経って サークルの中にベビーを入れると
AMIは驚いて飛んで逃げようとしました。
「もしかしたら私が4匹哺乳瓶で育てなきゃ
いけないの~~」と心配して見ていると
ベビーのうちの1匹が必死でお乳に吸い付きました。
するとAMIも理解出来たのか、本能からか
4匹の子達の体を順番に舐めてやりお腹の傷が
痛いはずなのにお乳を与えだしました。
犬ってすごいなと思ったのは 子供の手足が傷に
当たるたびに「キャイン!」と悲鳴を上げながらも
乳を上げ続ける姿にちょっぴり感動しました♪





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