シゲノワ◎自然乃輪
種まき人 shigeです♪
種から育てて、種採りするところまで育てて
初めてわかる魅力があります。
今日はそんな種のお話^^
.
.
.
種から育ててみて
その魅力を存分に楽しめたもののひとつが
ディル。
引っ越してきたのは10月末。
植えられるものがほとんどないけどカチカチの土に何かまいてみようと
用意していたディルを試しにまいてみました。
カチカチの土でも無事発芽し、冬越しして大きく成長しました!
ディルは春まきと秋まきができるのですが
どちらもやってみると春まきのほうが花まで楽しめて楽しいです。
秋まきは紅葉が楽しめるのですが霜にやられて年明けには
枯れてしまうことがわかりました・・・
これはディルの花。
ディルってちょっとオシャレなレストランの
カルパッチョや魚料理についてくるな〜程度の
知識で、それでもハーブを暮らしに取り入れたいと
試しに買ってみて育ててみた。
正直、ハーブってどう使ったらいいかわからないものも多く、いつも植えても使いこなせずに
放置していた人間。
ところがどっこい。
ディルさまは違いました。笑
葉っぱとして食べられる頃に
庭でちぎって食べたディルは...
なんなんだ、この爽やかさは!と言う
興奮と共にいつの間にか
ムシャムシャいつも庭へ出ると食べていました。
ちょこんとではなくどちらかというと
ワシャワシャ食べたくなる美味しさ。
香りはピクルスそのもの。
ピクルスを作らなくてもディルを食べていれば
ピクルスを食べている感覚になれる。笑
夏前になると可愛らしい花をつけます。
この花がまた美味しいのです!
見た目も可愛い上に美味しいって
ズルすぎます。笑
また庭でつまみ食いの日々が始まります。
また、ディルの花には多くの生き物が集まります。
私もその生き物のひとつ。
私は虫と競うぐらいディルに寄っていました。笑
*人参の花*
ディル以外にも人参の花にも多くの生き物が
寄ってきていた印象がありました。
どちらもセリ科の植物。
どちらもどことなく似ていますよね。
セリ科の花は生き物全般を虜にする
フェロモンでも出てるのかしらとさえ
思いました。
見た目の美しさからも
フェロモン出してそうですが。笑
ユラユラ揺れるし、虫にとっては
大きなゆりかご、もしくはクッションのような
存在なのかな〜と虫が止まっているのを見て
よく思っていました。
種になった姿もまた美しいですよね。
花火のよう。
人参の花の種は小さく
種になる頃には内側に花が閉じて
種自体は細かい毛で覆われるので
もっとクシャッとなるのですが。
ディルは種としても食べられるスパイスなので
このような形で種となるのでしょうかね。
そう、種までスパイスに変化するなんて
どこまですごいのでしょう、ディルさま!!
これらは育てなければ全く出会えなかった世界。
本当に育ててみて良かったなぁと思っています。
種採りすることで次第に
その土地の風土にあっていき
その土地ならではの味わになるのだとか。
まさに人間で言う『住めば京都』。
これこそが日本が昔から大切にしてきた
伝統品種を作る考え方なのだと思います。
昔、日本は世界で二番目に種を作ることのできる国だったのが
今では国が推し進めたUPOV(ユポフ)により、いつの間にか種を作ることのできない国に
なってしまったそうです。
今や日本の常識は世界の非常識となりつつあります。
私達消費者が種の大切さを学び、少しずつでも種採りしていくことが
日本の伝統品種を守っていくことにもつながるのだと思います^^
種の大切さは畑をやって身に沁みていたのですが
UPOV
については、まだまだ勉強不足でした。
昨日、日消連のUPOV勉強会がありました。
とても多くの学びと気づきがあり、ますます種の大切さを実感した日でした。
今日はここまで^^/
お読みいただきありがとうございます♪
有機種子 固定種 ディル 0.8g 種 ハーブ 種子 オーガニック グリーンフィールドプロジェクト 追跡可能メール便選択可【2024年11月期限】
価格:345円(税込、送料別)
(2024/2/16時点)
畑で感じる季節の移ろい 2024.11.01
全てつながっている 2024.10.25
虫は教えてくれている 2024.10.21