もえうぉっち

もえうぉっち

2012.08.05
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カテゴリ: 活字主体の本
僕と森野は似ていた
犯罪に関して考えるのが好きなのだ
それは暗黒系と呼ばれる





   そこには今世間を騒がせている猟奇殺人の犯人が書いたと思しき記述があった。
   僕たちは手帳にしたがって、まだ見つかっていない死体を捜しに出かけた。―「暗黒系」
   他「リストカット事件」「犬」「記憶」「土」「声」の5本。



えー、やたら変態に狙われる美少女と、彼女に懐かれている男子高校生の話?(きくな
彼ら高校生なんですけど、行動範囲が狭いのです。(死体探しする時は別)
そんで、その行動範囲の中に猟奇犯罪をやりまくる人たちがイッパイ★
まー、一皮むけばみんなそんなもんなのかもしれませんな。

作中で美少女は「森野夜」という完全なる第三者なんですがこの男子高校生は「僕」です。
そして文章が「僕」視点であったり「犯人」視点であったり、「被害者」視点であったりするものだから、なかなかにワクワクさせてくれます。
途中で犯人がわかるものとかあるんですが、そういうのはどうでもよくて
幻惑されるのを楽しむという感じです。

で、あとがきが面白かったです。


本編で好きなのは「犬」と「土」でした。
ちょいグロはいったミステリーをお求めの方に。






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最終更新日  2012.08.06 00:11:59
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