「コイビト」という言葉


恋人からは影響を受けている。とても。

なぜ【恋人】という言葉を使うのか。
これも、以前の恋人の影響。

「彼女」「彼氏」という言葉。
これに対して強い嫌悪感を持っている人だった。

「彼氏」「彼女」はただの俗称だと。

相手に対して失礼だ
個人に対して「おい」「おまえ」と呼ぶのと何ら変わらない。
と。

自分にとって恋人は無二の存在なのだから
軽い言葉で万人に自分や相手のことを指されたくない。

なんて、真剣にこだわっていたっけ。

改めて考えるとその言葉が頭でぐるぐると回ってる。

その人に関わってから、言葉を少し重く考える事を覚えた。
その人のただのこだわりだったのかもしれないけど
ワタシは今でも、彼の言葉を守り続けている。

大切な人は【恋人】だってこと。

「彼氏はいますか？」

「いいえ。でも、コイビトならいますよ。」

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