超健康おたく

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■キネシオロジーとは


 キネシオロジー(kinesiology)とは、キネシス(kinesis)という"運動/動きという意味のギリシャ語の語源と、ロゴス(logos)という"学問"という意味の接尾語がついた合成語です。 応用運動機能学などと訳されます。身体の運動に関する筋肉の機能中心に研究する学問で、体育学とスポーツ医学に関連しています。 筋肉の動きを改善することで運動効率を上げたり、故障しにくくしたりと言うようなことの学問だと思います。

■キネシオロジーの適用例
ひざの痛み・・・階段を下りる時に痛む場合、原因は大腿骨と膝蓋骨(膝から下の骨)の角度(アラインメント)が大きいと骨と骨が摩擦して炎症を起こしています。(膝蓋ー大腿骨症候群)
(大腿骨と膝下の骨(膝蓋骨)は正面から見てまっすぐではなく、X脚のように曲がっています。本来の膝関節は、このアラインメントがまっすぐに近ければ、力が分散される構造になっています。角度がきつくなると摩擦が生じて炎症を起こします。)
また、この症状を引き起こす要因は、ももの内側の膝につながる筋肉(内側広筋)が弱いことにより、より強いもも外側の筋肉(外側広筋)に引っ張られること、長時間の運動などにより内側広筋が弱くなることにより上記のアラインメントが大きくなることです。
したがって、治療法は内側広筋を鍛えることです。
(ジムのレッグエクステンションまたは片足スクワット5回~15回くらいなど)

*簡単に要約すると、故障しやすい部分の原因を考えて、あらかじめ対処しておくと言うことかなあと思います。(ボクの解釈です)


■アプライドキネシオロジーとは
 アプライド(応用)キネシオロジーは1960年代にグッドハート博士が、筋肉の反射を検査に用い、筋肉の強化や骨格の矯正により治療を行っていくという治療方法として体系化したものです。
つまり問診しても分かりにくい細かな症状を筋肉の反射により検査しようと言う考え方です。
現在では、治療の対象は運動機能の故障に留まらず、内臓疾患の治療や心の病にまで応用された形で派生してきています。
経絡や陰陽五行と結びついて、カイロプラクティックという形で一般的になっています。分かりやすい例としてOリングテスト(親指と人さし指で輪を作って害があるものとないものを見分けるもの)と言うものもあります。

*応用もここまで行くとちょっとオカルトっぽくて引いてしまいますね。
アメリカ人の東洋思想人気を利用して広めようと言う意志が働いたからでしょうか。日本人に広めるなら陰陽五行などの東洋思想っぽい部分をできるだけカットして科学的な部分だけで紹介していったら良いんじゃないかと思います。

・・続く





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