訓練は犬よりも飼い主を


先生と知り合ったのは、偶然にも一番訓練が入りやすい時期だったようです。
訓練を開始する前に、先生に言われました。
「訓練は犬が3、飼い主が7ぐらいでやらないと意味がない」
結局、訓練士が犬ばかりおしえると、訓練士のいうことは聞いても飼い主のいうことは
きかないワンちゃんになってしまうとのこと。
飼い主がリーダーシップをとる訓練を受けなければいけないそうです。
だから、私たちも一緒になって、歩く訓練や遊ぶ訓練をさせられました。
犬との遊び方にもコツがあるなんて、知りませんでした。

うちはだんなさんは平日仕事なので、週3回のうちの2回は私一人、
あと1日は土曜だったので2人で一緒に訓練に参加しました。

最初に、ボールやロープなどリタが興味をもつものを見せて、目の前で
振ったりくるくるまわしたりして意識を集中させます。
それからそのボールなどを持って追いかけさせたり、投げたのをとって
こさせたりします。
飼い主は、ただ立ったままボールを投げてはいけません。
ボールを投げたら一緒になって走り回って、犬と同じテンションにならない
と、犬のほうはしらけてしまうそうです。
一緒になって走り回ると、かなり疲れます。
犬の集中がもつのもせいぜい30分。だから1回の訓練時間も30分に
しているとのことでした。

伏せするリタ
訓練を始めた頃のリタ 楽しげに伏せをする

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