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江國香織特集(小説2)


江國香織特集(小説2):大好きな江國香織さんの本や、関連DVDです♪





号泣する準備はできていた
号泣する準備はできていた
号泣する準備はできていた
(小説)
1,470


出版社:新潮社

発行年月:2003年11月
(小説)
420


出版社:新潮社

発行年月:2006年07月
大丈夫、きっと切り抜けるだろう。

―体も心も満ち足りていた激しい恋に突然訪れた破局、その哀しみを乗り越えてゆくよすがを甘美に伝える表題作、

昔の恋人と一つの部屋で過ごす時間の危うさを切り取る「手」、17歳のほろ苦い恋の思い出を振り返る「じゃこじゃこのビスケット」など、詩のように美しく、光を帯びた文章が描く、繊細な12の短篇



【目次】

前進、もしくは前進のように思われるもの/じゃこじゃこのビスケット/熱帯夜/煙草配りガール/溝/こまつま/洋一も来られればよかったのにね/住宅地/どこでもない場所/手/号泣する準備はできていた/そこなう









スイートリトルライズ
スイートリトルライズ
スイートリトルライズ
(小説)
1,470


出版社:幻冬舎

発行年月:2004年03月
(小説)
519


出版社:幻冬舎

発行年月:2006年08月
「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに。」

家のなかには、甘く小さな嘘がある。大切なのは日々を一緒に生きること…。


一日のはじまり。この日常に不満はない、と、瑠璃子は思う。

淋しさはたぶん人間の抱える根元的なもので、聡のせいではないのだろう。

自分一人で対処するべきもので、誰かに―たとえ夫でも―救ってもらえる類のものではないのだろう。

でも、と、聡の好きな桃をむきながら瑠璃子は考える。

でもそれなら、春夫といるときに淋しくないのは一体どういうわけだろう。あんなにみちたりてしまうのは。









思いわずらうことなく愉しく生きよ
思いわずらうことなく愉しく生きよ
(小説)
1,890


出版社:光文社

発行年月:2004年06月
自分のしたことに後悔なんかしないわ。

結婚して7年の麻子、結婚はしないけれど同棲中の治子、恋愛なんて信じていない育子。のびやかで凛とした三姉妹の物語。



強気な恋愛ばかり繰り返す34歳の次女・治子は代々木公園の見えるマンションで同棲中。

阿佐ヶ谷のアパートに住み、自動車教習所の事務をしている29歳の三女・育子は、恋愛なんて信じていない。

理解できる他人とのつながりは友情と信頼、肉体関係だけ。

36歳の長女麻子は、「理由もなく暴力をふるうわけではない夫」と結婚して7年になる…。


DV問題も絡めて、三姉妹の異なる恋愛のあり方を独特の文体で綴る恋愛小説。









間宮兄弟
間宮兄弟
間宮兄弟 スペシャル・エディション[2枚組]初回限定生産
(小説)
1,365


出版社:小学館

発行年月:2004年10月
(DVD)
3,651


角川エンタテインメン

発売日: 2006年10月20日
だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。


兄・明信、35歳、酒造メーカー勤務。弟・徹信、32歳、学校職員。2人暮らし。

読書家、母親思いで、マイペースで人生を楽しむ兄弟だが、おたくっぽいと女性にはもてない。

一念発起で恋人をつくろうと、徹信の同僚・依子と、ビデオ屋の店員・直美を誘って家でカレー・パーティーを開く。

不倫の恋に悩む依子は兄弟には興味なし。

明信は直美をデートに誘うが断られる。

その後徹信は、明信の同僚・賢太の妻・沙織に心惹かれるが冷たくふられる。

しかし、直美の妹・夕美は徹信に興味を持つ。そして、兄弟の純粋な感性は次第に女性たちの心を動かすことになる……。

“そもそも範疇外、ありえない、いい人だけど、恋愛関係には絶対ならない”男たちをめぐる、江國氏の最新恋愛小説。









いつか、ずっと昔
いつか、ずっと昔
(小説)
1,575


出版社:アートン

発行年月:2004年12月
大好きな人とはいま、一緒にいたい。

結婚を前にした恋人との前に、昔の恋人たちが現れる。


月あかりの下、銀色に光る蛇。れいこはかつての恋人を見つけて…。

かつて確かにあった幸福の瞬間。過ぎてゆく時間。私だけの過去。

江国香織と荒井良二の新しい絵本世界。…。


「つめたいよるに」収録の「いつか、ずっと昔」を底本とし、絵を描き下す。









赤い長靴
赤い長靴
(小説)
1,470


出版社:文藝春秋

発行年月:2005年01月
夫の背中に向かってひとり微笑む日和子。危ういけれどかけがえのない、夫婦というもの。

日々たゆたう心の動きをとらえた、怖いくらいに美しい、江國ワールドが新展開する注目の連作短篇小説集。


それから日和子は笑いだしてしまう。くすくすと、そしてからからと。笑うことと泣くことは似ている。

結婚して十年、幸福と呼びたいくらいな愉快さとうすら寒いかなしみ、安心でさびしく、所在なく…。


【目次】

東北新幹線/買い食い/マミーカー/旅/シール/膜/煙草/テニスコート/結婚式/箱/夜/ゴルフと遊園地/足枷/熊とモーツァルト









ふりむく
ふりむく
(小説)
1,365


出版社:マガジンハウス

発行年月:2005年09月
今、人気のイラストレーター松尾たいこと江國香織が「ふりむく」というテーマで、コラボレーション。

人生の一瞬を切り取った掌編小説のような江國の文章を読みながら絵をじっくりと観る。


ここには絵と文章の幸福な出会いがあります。






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