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■ノートの取り方
皆さんノートはどのように取っていますか?
多くの人は先生が黒板に書いた文字をそのまま書き写しているだけではないでしょうか。
私も学生の時、ただ黒板の文字をそっくりノートに写すだけでした。テスト前に読み返してみても、何が書いてあるかよくわからず「ノートなんてあんまり意味ない。」と思ったものです。
しかし、ノートは使い方次第で結構役に立つのです。その方法をお教えしますので参考にして下さい。
まず、先生の板書した文字はたいてい箇条書きで、→ や ・・・ でつないで書くことが多いですね。
先生の話を聞きながらそれを写していると、その時は「なるほど。」と思います。しかし、後日読み返してみると非常にわかりにくいです。何を書いているのかよく分からなくなっています。
なぜでしょうか。
その原因は「箇条書き」にあると思います。
箇条書きは、口で説明しながらの表現方法としては、「不要な文字を書かなくて済む。」 「インパクトがある。」 などのメリットがあるのですが、あとで箇条書きだけを読むと意味がつながりにくく、読みづらいのです。
そこでノートの取り方のコツですが、箇条書きを止めて「接続詞などを使って文章にして」ノートにとってみて下さい。
例えば、{ 日本の領域 = 主権が及ぶ範囲 ・・・ 領土・領海・領空 }と先生が板書したとします。ノートには、{ 日本の領域(とは、日本の)主権が及ぶ範囲(のことだが、)領土・領海・領空(の3つがある) }というふうに接続詞を入れて書いてみてください。
こうすると、あとで読んでもよく分かります。
ついでに、「ここはテストに出すと言った。」とか「今日の先生は化粧が濃い・・・。」 「ねむい。」など、時事の感想なども入れると、あとで読み返しても楽しくなるし、記憶にも繋がりやすくなりますね。
ひと工夫して、友だちと「おもしろノートコンテスト」とかすると、つまらない授業も「意欲」が上がってくるかもしれません。
だだ、中身のことはそっちのけで、マーカーなどで色や絵を描いて、ノートをカラフルにすることに一生懸命になっている人がいますが、これは無意味だから止めた方がいいですよ。
大切なのは、あくまでも中身「コンテンツ」です。気をつけてね。いろいろ工夫をして自分流のノートの取り方を確立しよう。