もっぷ道-season1３-わがままなおしゃべり

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ももびー

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葬儀の時も四十九日の法要の時も父をないがしろにして事を進めた兄

喪主も当然のように兄になったが　父もやりたかったのかもしれない

なので　勝手に進められ　ソコに嫁の実家に案内を出していなかった事が発覚し

一周忌は俺が全部やる

と　父は不満たらたら

そして　その事を知ってか知らずか　兄はお斎に向かうバスの中で

四十九日はやったけど　あと法事はしないから だってお金が無い

と　５０を過ぎた男として有り得ないような　情けない事を言いだす

正月　妹と時間を合わせて実家に御年始に行く

今まで母が行っていた本家への御年始

母がいなくなって兄が行くなら分かるが　今まで行った事も無い私たちが行くのは・・・

と　渋っていると　本家の伯父が亡くなって初めての正月だからと言う事らしい

個別に行くのは荷が重いので　それでは一緒に・・・と妹と訪問して仏壇にお参り

すると　本家の従妹もいろいろ腹に溜めていたようだ

それは　勿論　兄の事

母が亡くなって　うちは仏様がいないし仏事に不案内なので本家にお伺いを立てながらするよ

う兄に伝え　兄は度々相談に行った

年下の従兄だし　頼られるのは満更ではないはずなのだが　従妹はほとほと呆れていた

母が亡くなってすぐの頃から　何かというと　　 お金がない を連呼

それは私も思っていた

仕事でも何でも　少し自分の考えがあって〇〇はどうなんだろうって聞かれるのと　何も考え

が無く　こちらの指示を自分の考えも無くただするだけ・・・では雲泥の差

話をしてみれば口では上手い事を言っても　透けて見えるものだよね

兄のは　ひとつひとつただやるだけ

法要も馬鹿の一つ覚えのように麺類ばかり

あまりにお金が無いとばかり言うから従妹は聞いたらしい

夫婦２人とも働いて　奥さんは夜のバイトまでしているのに何でお金が無いの 　　と

すると　　　 食費が掛かるらしい 　とヘロッと言ったらしい

そりゃ　うちの甥っ子は５Ｌというとんでもない体格だが　()

嫁に来てずっと母が財布を握ってて　彼女が買ったとしても自分のおやつぐらい

主食である米は自家製だし　家の周りには家庭菜園もあって食費もたかがしれている

それなのに畑になっている野菜を使わずに　わざわざスーパーで買ってくるのが兄嫁

露地物の旬のイチゴは食べない癖にスーパーから買った苺が最近実家にあったりするし

母がいた頃も　自分が食事を作る時は　刺身やカツなどの惣菜ばかり並べていた

借金を作ったのは彼女が全く食事を作らなかったころからだし　それでなくても　こんな食事

ばかりやっていたらお金はいくらあっても足りないのは当たり前

そんな事は従妹も知ってるので　そんな兄嫁の言い訳を真に受けている兄に呆れた

母のストレスの原因だったって自覚はさっぱり無いらしい