東北旅行記１～霧にキリキリ舞いの巻き～
両親と東北旅行へ行ってきました。
山形→宮城→岩手→秋田→青森を３日間で回るという、超強行スケジュール。
まずは伊丹から飛行機で福島入り。その後バスで山形へ移動の予定。
朝、７時に空港集合。そのためモモは５時起き。のはずが、寝坊を恐れるあまり、ろくに眠れず３時には起きてました（汗）
まだ、夜も明けぬまに家を出て、無事、時間通りに空港に到着しました。
両親と落合ったあと、軽く食事を済ませ、搭乗口で今か今かと出発を待っていました。
その時、不穏なアナウンスが響き渡りました。
「福島空港上空に濃い霧が発生しているため、当機が着陸できない可能性があります。その際は羽田かここ大阪国際空港へ引き返す場合がございます・・・」
なにぃ～！！そんなことがあるんかっ！！
でも、まぁ大丈夫やろう。ははは。伊丹へ引き返したら笑うわな。ははは。
この時点ではまだまだ現実味がなく、両親共に呑気に構えていました。
飛行機は定刻に離陸し、一路福島空港へ。
モモにとっては６年ぶりの飛行機。ドキドキ、わくわくしながら空の旅を満喫していました。
そろそろ「着陸態勢に入ります」のアナウンスが入るかと思いきや、やはり霧が濃く、福島空港は着陸も離陸も制限しているとのこと。
なにぃ～！！
しばらく上空を旋回して再びトライを試みると機長からの説明。
約４０分ぐらい旋回を続ける飛行機。
その間中、「このまま着陸できへんかって、伊丹へ引き返してしまったら旅行はどうなるんやろう？中止？なんとか仕事の段取りをつけて、準備して休んできたのにどうしよう？明日仕事に行く羽目になったら・・・」そんなことを考えていました。
その時、「着陸態勢に入ります」のアナウンスが。
私達のツアーの参加者の中からは拍手が聞こえ、私もホッと胸をなでおろしました。
よかったぁ～♪
ところが、一向に飛行機の高度が下がっている様子も無く、おかしいと思っていると再び機長からのアナウンスが・・・
「一度は着陸を試みてみましたが、やはり霧が濃く着陸困難と判断致しました。当機はこのまま伊丹へ引き返す航路をとっております」
しぇっ～～！！マジでぇっ～～！！！
どうする、どうなる、東北旅行？！
―続く―
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