息災祈る左義長の火
重さ二トンもの「竹みこし」を次々に燃やす勇壮な火祭「今尾の左義長」が十一日、
岐阜県平田町今尾の秋葉神社であった。
みこしは高さ、周囲共に約六メートルの鼓のような形。
約二十基が境内に運び込まれた。
みこしが爆竹音を響かせながら燃え上がると、若衆らが奇声を上げながら、
火柱の周りを駆け回った。
また当日は、竹寒天も振舞われた。
竹寒天は長さ三十センチ、直径二~三センチほどの竹筒に、甘い寒天を詰めた菓子。
寒天は紅白二種類があり、竹筒の底に穴をあけ、吸い出して食べる。